†拳責†
「後悔するんだな、滅却師なんかがここに来たことを」
ギチュ…
指が四本、雨竜の中に捩じ込まれる。
「う…!」
歯を食いしばった雨竜の身体が強張った。
弄ばれたアヌスが腸液を滴らせながら、その指を締め付ける。
「う…う…」
怯えた目で自分の中に埋められようとしている手を見つめる雨竜を楽しむように
ゆっくりと、嬲るように男はその手を進める。
ギチ…
「ぐぅッ!うぅ〜ッ!」
指の付け根で、拳が止まる。
苦しそうに呻く雨竜の膝が震え、縛り上げられた縄が軋む音をたてた。
「遊んでないでそろそろ入れてやれ」
「あぁ」
その会話と同時に、それまでゆっくりと挿入されていたのが嘘のように
拳は一気に雨竜の腸壁を突き上げる。
「ーーーー!!」
滅却師の悲鳴が、響いた。
結構前に描いたイラストをいまさら発掘して彩色。古い絵です。
八戒のフィストと構図似てしまった為にお蔵入りする予定でした。
が、結構あれから時間たったし載せてもいいかな?てことで。
最重要参考人あたりに組み込もうかと思ってたエピソード。
死神に捕まって責められている雨竜という設定です。
ま、結局そのネタは小説ではボツりましたけどね(笑)
ちなみに贈呈用の某大佐絵も構図同じなんだよね…(苦笑)
精進しろ自分…。
2006.06.21