†都合のイイ関係†

「な…どういう事なんだよ水色ッ!?」
「だって、啓吾がsexしたいって僕に言ったじゃない」
「い、いや、確かに言ったけどよ…誰か紹介しろって、でもよ…」
「でしょ?だから、都合のいいコ連れてきたんじゃない」
「だ、だって、石田じゃねぇかよ!?」
「そうだよ?なんか問題有る?」
「あ…アリまくりじゃねぇか!?」

「大丈夫だよ。石田君は平気だもんねぇ?」
「い…いいのか石田!?」
「…………」
雨竜はただ黙って、頷いた。
「ほら、石田君も別にイヤがってないし。気にしないで挿れなよ啓吾」
「あ…あぁ…」
啓吾は雨竜の背後にまわると、露出されている尻に昂った肉棒を突き付けた。
ビク、と雨竜の体が強張る。
「ほ…本当に大丈夫なのか…?」
「大丈夫だってば」
「…………い……いっ…いくぞ石田ッ!」
散々迷った啓吾は、目先の欲を堪えきれなくなり
艶かしい雨竜の白い腰を掴むと、引き寄せた。




グ…グリュッ!
「ひやあぁッ!!」
雨竜の狭い門がこじ開けられ、啓吾の亀頭が捩じ込まれる。
「うぉ!狭ェッ…!」
「あっ、あっ…う…あッ!」
啓吾を辛うじて飲み込んだ雨竜は、きつく啓吾を締め付け始める。
拡げられる痛みに唇を噛み締め、目には涙が滲んでいる。
「お…おい、これって……本当に挿れて大丈夫なのか水色!?」
女の経験は皆無ではないが、バックは、しかも男は初めての啓吾。
その予想以上の狭さに、そして辛そうな雨竜の姿に困惑していた。
「だめだよ石田君、啓吾慣れて無いんだからそんな力いれちゃ」
水色は雨竜の狭さに四苦八苦している啓吾を笑いながら言う。
「君は啓吾をリードしてあげなきゃね!」
そう言って水色は雨竜の強張った尻をぺチペチと叩いた。
「あぅ…うッ、だっ…て…痛…っ!」
だが雨竜にだってそんな余裕などない。
初めてではないとはいえ、そんなに慣れているわけではなく、
何度経験しても痛さも苦しさも軽くはならないのだ。
「ほら啓吾、中で動かしてるウチに緩くなるから」
「そ…そうか…?」
ずりゅ…
啓吾が雨竜の中を擦る。
「や…っ…!」
雨竜の全身に鳥肌がたった。
ずっ…ずりゅ…ずりゅっ…
「ひ…ーーッ!いた…痛い!痛…ッ!」
啓吾が強引に身を進めると
、雨竜の其処は耐えきれず切れて出血してしまった。
いつもそうだった。
雨竜の体はこの行為に耐えられる程 頑丈には出来ていないのだ。
しかも、慣らしもせずにいきなり突き挿れられたのだから。
「げ!ちょ…血出てきたけど!?」
「…あぁ、大丈夫」
「大丈夫って…」
「そのくらいの方が喜ぶから」
「なッ!?」
雨竜が驚いて顔をあげる。
「喜ぶ…って!?」
「そうだよ。石田君、Mなんだからさ」
「そ…そうなのかよ石田!?変わったヤツだとは思ってたが…」
「違ーーんぐッ!!」

何かいいかけようとした雨竜の口に、水色が捩じ込まれた。
首を振ろうとした雨竜の頭を水色が押さえる。
「石田君、こうされんの大好きだもんね?」
「んッ!んーーッ!」
「いつでも誰でもsexさせてくれるもんね?」
「んんんーーッ!」
いくら否定したところで、否定などあって無いような関係だった。
雨竜と水色の間では。
雨竜は水色には逆らえない理由があったのだ。
「コレ、邪魔だね」
水色は雨竜の眼鏡をポイとすてると、
そのまま雨竜の頭を一気に自分に引き寄せた。
「んぐぅーーーッ!」
雨竜の喉の奥まで、水色が押し込まれる。
「僕のもちゃんとしゃぶってよ?いつもみたいにね!」
「んッ!」
ぐぽっ…ちゅぷっ!
ずちゅッ!じゅぷ…じゅっ…!
「んっ、ンッ!んン〜〜っ!!」
上の口も下の口も、めいっぱいに頬張って内側を頻りに擦られる。
女のソレの感覚で動く啓吾のペニスは狭い雨竜には乱暴すぎて、
早すぎるその動きに雨竜の粘膜が捩れてしまう。
捲れた雨竜の内側は綺麗な粘液を曝け出し、てらてらと淫らに光る。
「うぉ…凄っ!凄ぇ吸い付いて来る…ッ!」
「ね?イイでしょ?」
「んあ…ふぐッ!うふぅッ…!」
ちゅぽッ、ちゅぱっ!
ぐちゅ、ぐちゅッ、ずりゅッ!
「だぁあッ…すげぇイイ!サイコ−!」
「…んひゃ、ヒぃッ!ん、ッ!い…た…ッ…んぁ…ッ!」
切れた其処を、捲れた其れを、快感の材料として啓吾は貪る。
愛情も特別な感情も何も無い啓吾と雨竜。
ただsexをするのに都合がイイ相手、それだけだ。
オナニーホールと同じなのだ。
「うくっ…出る…!」
激しく攻めたてられているうち、雨竜の中の肉棒が張り詰めたように膨張した。
「あ…や…あぁぁッ…んぐぐぅッ!!」

「こっちも出すよ石田君!」
「んんんんんーーーッ!!」
ゴボッ!
ドプッ!
「ーーーーっ…!」


泣叫ぶ雨竜の声は水色に押しとどめられ、
3人の都合のイイ関係は、これからも続く。


end


今回は啓吾×雨竜(爆) 靴下と靴だけ履かせるというマニア向な事をしてみました。
この水色と雨竜の関係は水雨シリーズの一貫ということで。
ていうか啓吾まで参入で、ホントCP見境無しだな魅夜(苦笑)

2003.06.10

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