前にもちらっと書いたけど、シャーマンキングのマルコ好きです。
基本的にギャグ&変な人要員な色合いの濃いマルコですが、魅夜はなかなかの受男として見ています。
世の中マルコ攻なのは承知の上。マルコ受同志がいなくても自分一人で気まぐれに好き勝手描きます(自己満足

さて、259話でマルコが目覚めるまで待っていたラキストとアナホル。
「ようやく目が覚めたかマルコ」…って貴方達、
あえて起こしもせずにマルコの寝顔を二人揃ってずーーーっとみてたんですか?

……それってどう考えてもエロいでしょう?
というわけでこんなものかいちゃった(笑)



「起きぬな…」
「いつまで寝てるつもりだこのメガネ!?」
一向に目覚めないマルコの傍らでアナホルは次第に焦れはじめる。
もうとっくに陽も暮れているというのに、横たわる体は時折呻くだけでその瞳を開かない。
たまお達を逃がす為、瀕死の状態でのO・S
により失われた巫力は回復に時間を要していたのだ。
「さっさと叩き起こしちまえばいい」
アナホルがムチを手にとり、マルコに歩み寄る。
「いや、それはよせ」

今回はこの男を殺しに来たのでは無い。
今はお互いの協力を必要としている時だ。
この男が、必要だ。
「私が起こそう」

ラキストは薄らと汗を浮かべて眠り続けるマルコの前髪をかきあげ、その寝顔を覗き込んだ。
自分の記憶にある幼い少年だった男が、随分と大人になっている事をしみじみと思う。
かつては共に暮らしていた二人だが、今は敵同志のマルコとラキスト。

もう、あの頃にはもどれないだろう。この確執は癒えないだろう。

あの頃のように『チビマルコ』と呼ぶには背は伸びすぎた。体格も良くなった。
それに、大人の色気を放つようになった…。
「しかしあいかわらず寝ている姿は無防備だな…不用心だぞマルコ」
はだけられた胸元から覗く包帯、そして白い肌。
「ん…」
その肌にそっと指をのばすと、マルコの眉がぴくりと動いたが、起きる気配はない。

ラキストはそのまま、スラックスをゆっくりと脱がせる。
「ラキスト?なにを…」
「寝坊した時はいつもこうして起こしたものだ」
昔を思い出してか、ラキストは口元に笑みをうかべた。
「寝坊する悪いコには…おしおきだ」
露になった白く長い脚を開かせると、ラキストはマルコの脚を肩に乗せそのまま身をすすめる。
「う……ん……ん…?……んんッ!?」
眠っていたマルコの表情が歪み、全身に汗の玉を浮き上がらせ魘され始める。
「起きろ、マルコ」
ラキストは抱え上げた腰を一気に自分に引き寄せた。
「ーーーーーー!?」
マルコの瞳が見開かれる。
「な…ラキスト!?あ…くあああァッ!?」
意識の戻った瞬間に襲いくる痛み。宿敵のアップ。
「……ようやく目が覚めたかマルコ」

マルコ、最悪の目覚めだった。

おしまい(笑)




ラキストとマルコの関係はもうエローいでしょう。過去の恩師&愛人って感じで。
しかも今は敵って、その設定えろーいです(笑)
そんな彼がマルコの寝顔黙って見てるもんか!(笑)てなわけで。
つうかついでにアナホルにもアナ掘られちゃえv(爆

2004.2.24

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