バシャ
冷たい水の感触で新八は目覚めた。
「起きたか坊主?」
「おねむの時間はおしまいだよ〜」
「あ…っ」
海賊達に体中を弄りまわされ、全身に走る無意味な快感。
力はほとんど入らず、なすがままに体を開かれる。
「あ…ひッ、イッ!?」
天人のソレは地球人のソレとは比べ物にならないほど大きくて、そしてイビツ。
だが新八の体は抵抗することもなくソレを受け入れていく。
受け入れるしかなかった。
「はぁッ…あ、う…んっ!」
不思議と予想していたような痛みはなかった。
新八の体に残る薬物は、痛みを排除し快楽に変換する。
依存性の強い、悪魔の薬だった。
「ん…はぁ…」
軋む体とは裏腹に、新八の口からは甘い吐息がこぼれる。
「まったくこんな若いのに海賊につかまっちゃうなんてカワイソ〜にねぇ」
愉快そうに新八の体を弄びながら、海賊達は新八の耳元ににささやいた。
「このまま…一生海賊の性便器のなっちゃうなんてねぇ?」
「…ッやぁっ…!」
首を振って新八は必死に抵抗した。
「嫌だったら、桂の居場所を言え」
海賊達にとっての本題が、新八に突き付けられる。
「桂さんの、居場所なんて…知らない…」
「だったら…言うまでこうだ」
グイ、と髪を掴んで上体を引き起こされる。
「はうッ!」
体重のかかった其処は、さらに深くまで飲み込まされる羽目になった。
「あぁそうだ…今は気持ちよくってたまんないだろうけどねぇ…」
「あ、あっ!あぅ、はぁッ!」
そのまま激しく上下に体を揺り動かされ、新八はかつて無い程の快楽に飲まれていく。
「もうじき薬の効力が切れるからな」
「!?」
それを耳にした新八の顔が引き攣った。
「我等のモノは地球人なんかより格段に立派だからな…
果たして正気に戻ってもコレを快感に感じられるかな坊主?」
「い…」
じわじわと、痛みの感覚が体に戻って来る。
「いやああぁッ!!」
必死に抵抗する体を簡単に押さえ込まれ、新八は体を揺すられ続ける。
「や…あぅ、痛ッ…うッ!いやぁッ!」
次第に明確になる痛み。
痛みと、快感とで思考がおかしくなりそうになる。
薬が、欲しくてたまらなくなってくる。
「欲しいか坊主?こいつが」
新八の前に薬をちらつかせながら天人は新八を突き上げる。
「う…あう…っ」
「だったら居場所を吐くんだ」
「……っ……ない……知らない…っ」
本当に、知らない。知らないのだ。
「…強情な坊主だ」
「海賊便器決定だな」
「は…ぅッ!ああぁッ!」
人が変わり、新たな異物が新八を押し開く。
「ひ…はぁッ!…ん…さん…ッ、銀…さんッ!」
耐えきれずに溢れた涙と共に、新八の口から彼の名が零れる。
そんな新八の様子を、天人達は愉快そうに笑っている。
それでも、
きっと、来てくれると…新八は信じていた。
…って感じだったでしょ?(大笑)
2004.03.28