†狩谷への罰†

「…というわけだ狩谷」
「な…何が、『というわけ』なんだ…!?」
「だから、会議で全員一致で」
「お前さんに罰を与える事に決定したわけよ」
「どうしてそうなるんだ!?」
「だってお前、休み多いし」
「仕事サボるし」
「それは病院に行っ…!」
「口は悪いし」
「提案断るし」
「すぐ機嫌そこねるし」
「性格も良くないよね」
「む……!」
「いえね、いつまでたっても周りと馴染もうとしないのは
組織的にどうかということになりましてね」
「な…!?」
「そういうわけだから狩谷、残念だけど君に罰を与えなきゃならないんだ」
「…誰だ?誰なんだ!?そんなふざけた議題を提案したのはッ!」
「往生際が悪いぞ狩谷」
「フフフ…罰です!罰!良い響きです…スバラシイ〜! 」
「さ、委員長早く先進めて下さい」
「はい、それでは狩谷君への刑罰を発表します。処分内容は…」


『強制親睦交流会』



「ハァ、ハァ…はっ…」
「だいぶイイ感じになってきたぜ」
「そろそろいいんじゃないか?」
散々輪姦され、動かない下半身を投げ出したまま狩谷は地面に突っ伏する。
勿論、歩けない彼がこの場から逃げ出す術などあるはずもない。
「そうですね、それでは…」
ネクタイを締め直しながら、善行は馴染みの部下に視線を送る。
「若宮戦士」
「ハッ!」
「後は貴方に頼みましたよ」
「ハイッ!全力で実行するであります!」
司令官である善行に、この場には不似合いな畏まった敬礼をすると、
若宮はぐったりとした狩谷の下半身を抱え上げる。
「う……ぅ!?」
痛みの疼く其処に押し当てられたモノのデカさに狩谷の表情が歪む。
ミシ…メリリ…
「く…あぁッ!」
いわゆる『マッチョ』な若宮のモノはその巨体に見合った見事なもので、
自分の腕ほどもあるその太さに狩谷の身体が軋みをあげる。
「さすがに太いか?」
「いっぱい慣らしたんだから大丈夫でしょ」
ずいぶんと解されたとはいえ、今までに挿入されていたモノとは
桁違いに太いそれを飲み込む事は困難なもので、
狩谷の其処は皺を目一杯に伸ばしながら苦しそうに
少しづつ、少しづつ若宮を受け入れていく。
「ヒ!…うぅ…く…!い…ったぁ…いッ!」
顔を真っ赤にし、必死に堪えていた狩谷の瞳から涙が溢れ出した。
「…大丈夫?狩谷」
誰かの手が優しく狩谷の頬を撫でる。
「…は…やみ…」
目の前に現れた天使のような微笑みは、言った。
「でもね、気持ちイイだけじゃ罰にならないんだよ?」
「な…」
「だってこれは、君への罰なんだもん♪」
天使の仮面を被った悪魔は、そういって人事のように微笑んだ。
「それでは十翼長、失礼するであります!!」
若宮の太い腕が、狩谷の身体を持ち上げ、引き寄せる。
「や…」
ゴリュッ!!
「!?」
大きな鬼頭が狩谷の括約筋を強引にくぐり抜けた。
「ああああああぁッ!!」
裂けそうな拡張感と激痛に狩谷の顔が歪む。
「ヒ…ィ!アァッ!裂けるぅッ!!やめーーッ…!」
「大丈夫です十翼長!峠は越えたであります!」
必死に逃れようともがく上半身も、下半身を押さえ込まれていてはまるで無意味。
「っ…く、若宮…ッ!やめろ若宮戦士ッ…くっ…これは、命令だッ!!」
びく、と若宮の動きが一瞬止まる。
『戦士』である若宮にとって、『十翼長』である狩谷は上官なのだ。
「…若宮戦士、かまわず実行なさい。命令です」
「了解であります、善行司令!」
「ーーッ!!」
だが、ここには狩谷より上官がいくらでもいる。
そんな十翼長ごとき命令など本当に無意味なものだった。
若宮は司令の言葉に、また意気揚々と行為を再開する。
「はぁ、アッ!やめ…ぇッ!」
ヌリュ…グリュ…ヌブブ…
太い肉棒が狩谷の体内をずりずりと擦り始めた。
「うあッ!うあッ!ッ…あぁッ!」
最初はゆっくり、次第に速く。
太い肉の茎が体内いっぱいに侵入し、抜き取られて行く。
「はァッ…壊れるぅッ!」
泣きじゃくりながら揺れる狩谷の身体に、若宮は獣のように腰を振った。
ギシッ、ギチュッ!グチッ、ズジュッ!
ギンギンに張り詰めた硬い性器が狩谷の白い尻に激しく出入りする。
直腸の奥まで届きそうな深くまで突き上げては、
反射的に締め付ける括約筋から強引に抜き取る。
「あぁッ!あ、あ、あひっ…んぐッ!うあぁんっ…!」
翻弄されるがままに巨体に揺さぶられる狩谷は、ただ泣くだけだった。
「いや…やだぁっ!もう嫌だ…助けてッ…!」
ガタン
そのとき、扉の動く音がして誰かが中に入って来る。
だが当然それは助けに来たものではないわけで。
「あ、来須先輩!」
もう一人の筋肉男、来須の登場だった。
今まで何かの鍛練でもしていたのか、 この会合(?)に遅れての登場だ。
「お、来須もやるか?」
「…………」
来須は黙って頷くと、無言のまま自身をズボンから取り出した。
目を疑う程の立派な逸物が狩谷の前に現れる。
「なッ!?」
イタリア出身という来須のモノは、今まさに狩谷の中で暴れている若宮のモノより
更にひとまわりは大きく見える。
「うわ…なにそれ!?デケー!!」
「あはっ、そんなの挿れたら狩谷壊れちゃいそうだね」
無言で口元に近付けられた其れから、おびえるように狩谷が顔を背ける。
「あー、舐めといたほういいんじゃないですか狩谷君?」
「そのままま突っ込まれっと裂けるんじゃねぇ?」
「ひ…!」
たしかに、このまま無理に捩じ込まれれば
若宮のモノで限界を感じているこの身体は簡単に傷付いてしまうだろう。
気休め程度にしかならないが、少しでもその痛みを回避しようと思ったのか
狩谷は差し出されたそれに必死にしゃぶりついた。
「ん、んぐ…んっ」
大きすぎてとてもじゃないが口にははいらない。
それでもせめて先端だけでも、と狩谷は必死に来須を舐めまわした。

「あははっ、いい顔だね狩谷」
「ん…んんッ…」
必死の形相で性器に貪りついている狩谷を速水が面白そうにけらけらと笑った。
『狩谷に罰を与えよう』
そう言い出したのはこの男、速水だった。
理由は特にあったわけではない。
強いて言うなら、最近戦闘がなくて暇だね、というぐらいだろう。
罰を与える相手は別に誰でも良かった。
だが、狩谷が一番『面白そう』という理由で彼にしたのだ。
軍内での地位も高く、カリスマもある速水の意見に反対するものなどいるわけもなく、
速水のふざけたこの議題は誰一人異義を唱えずあっさりと決定した。
「やっぱり君にしてよかったよ狩谷v」
普段はお硬く真面目で無愛想で、そのくせプライドが高くて取っ付き難い。
そんな狩谷が半泣きで男にしゃぶりついているのだ、
前にも後ろにも男をくわえて、こんなに面白い事は無かった。
エロ本にもほとんど興味をしめさないあの狩谷が、そのエロ本も真っ青のこの光景。
「んっ…ではイクでありますッ…!」
「はぅっ…!?」
後ろから狩谷を突き上げていた巨根が、狩谷のなかでぐんと張りを増す。
「や…やだぁっ…あああぁッ…!」
ドクッ、ドクン!ビュクッ…!
既に各隊員の精液がいっぱい溜まっている体内に、
勢い良く新たな液体を注ぎ込まれる。
「は…はぁ…はぁっ…う…」
人一倍長い射精時間の後、
ぬるり、と若宮がようやく抜き取られた。
狩谷の其処はそれはもう真っ赤に腫れていて、
乱暴に抜き取られた為に粘膜が捲れ上がってしまっている。
「…………」
来須は無言のまま己にしゃぶりついている狩谷の頭を放させ
力の抜けたように床に崩れた狩谷を軽々と抱えると、
足を開かせて膝の上にのせた。
「う…」
それはちょうどみんなにも狩谷の其処が良く見える角度だった。
まだ閉じきれずにひくひくと蠢めいている其処から
中に放たれた多すぎる精液を垂れ流される。
「い……いや…いやだ…」
疲労と痛みと恐怖で泣き震える狩谷の耳元に顔を近付けると、
来須は一言だけ言った。
「力……抜け…」
「う……!」
ようやく異物の抜かれたばかりの其処が、再び押し拡げられる。
めり…
「あ…あ、あ、ああああああああぁーーーーッ!」
ヌブブブブブ……
皆の目の前で、狩谷は悲鳴をあげながら
来須をゆっくりと根元まで飲み込んでいく。



こんな世界滅んでしまえ、
と狩谷の中の何かがそう思ったのは
この時からだったかもしれない。(笑)


end





デカイよ二人とも!狩谷壊れるよ!口にはいりきってねぇし!下には入ってるけど!(笑)
この時の会議のメンツに女子はいなかったと思ってくだされ。いやむしろ居ても決定っつうことで。
あのゲーム、自分の一存で誰かに罰を与えたり会議で決定出来ちゃったりする。恐いねぇ…公認のいじめだよ。
そして速水の陰謀により例のごとく罰を受ける狩谷。(そりゃあどんどんおかしくもなってくわけだヨ)
しかし若宮と来須はデカそうだよねぇ?若宮なんぞ永遠の17歳だからスタミナもばっちりでしょう(笑)
ちなみにキャラ設定はレベル1あたりの軽いものでよろしく(それでも黒速水かよ)
こんなもの深い設定で考えちゃダメさ(笑)
2004.07.11


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