†三つ巴†
「あっ…あっ、あぁっ…」
ずちゅっ、くちゅ…ちゅっ…
「…っく、イク…!」
「んっ…ひ、あぁッ! 」
悟浄の逞しい男根が中で腫れ上がり、八戒の腸内に大量のザーメンをぶちまける。
ぶるぶる、っと身震いした八戒は、自分もまた欲望を悟浄の手に吐きかけていた。
ぬるり…と悟浄が抜き取られる。
「ふー…よっしゃ、次はバックからいくか♪」
「ま…まだするんですか!?」
あいかわらずの悟浄の絶倫ぶりに八戒が悲鳴のような声で抗議した。
「全然足りてねーの!ほらケツあげろ!」
「そ、そんなぁ…」
尻を叩き催促する悟浄に、半ベソで逃げ腰になっていた八戒もしぶしぶ腰をあげる。
「…あ…あんまり激しいのはやめてくださ…ひぃッ!」
ぐにゅッ!
悟浄の肉魂がひくつく其処を乱暴にこじ開ける。
悟浄は八戒の上半身を掴むと、そのまま縦に起こさせ自分の膝に座らせた。
ずぬぅッ!
「あ、ああッ!」
一気に奥まで侵入され、八戒が仰け反る。
「何言ってんだよ、好きなくせに!」
「は…」
ぬちゅ、ぐちゅっ、ちゅぽッ!
悟浄が八戒の管を素早くピストンする。
「んあっ…あぁーッ!あ、アッ…!」
「感じてんじゃん?こんなに」
じゅぷっ!じゅぷっ!
「あひ!んっ…んはぁッ…」
精液でぬるぬるの穴は淫らな水音をたてながら滑らかに悟浄を受け入れる。
はじめて強姦された時と何も変わらないこの行為も、
度重なる回数と経験により、八戒の体を随分と開発させていた。
過激すぎる摩擦運動にも性的興奮を激しく刺激される。
「あっ…ごじょ…はぁッ!」
萎えた八戒のペニスが再び立ち上がる。
望む望まないは別として、少なからず快感に違いはない。
ガチャ。
「気持ちいんだろ?八戒」
「あ、あんっ、っんッ!」
八戒は涙を零しながら首を振る。
「……おい」
「イヤイヤしたって、おっ立ってるんだぜ?」
「や…あんッ!」
立ち上がったソレを悟浄の指が弄ぶ。
「てめぇら…」
「あぁんッ!」
「 すっかり淫乱になってまぁ…」
「…人の部屋で何やってやがる!」
「「!!」」
聞こえた怒鳴り声に二人は驚く。
部屋には、いつからか三蔵がいた。
「さ…んぞう…ッ!?」
「…いまさら気付くな」
「なんだヨ三蔵様、デバガメ?」
ずちゅ、くちゅっ!
「や、ごじょ…やめ…ッ!」
「…ここは俺の部屋だ」
「八戒の部屋だろ?」
「俺と八戒の部屋だ…!」
「あ、あぁッ!」
ぐちゅっ、ぬぷっ!
「どっちでもいいじゃん、硬い事いいなさんなって、
硬いのはアレだけで充分よ?」
「あ、あっ、あっ…」
ぬぷっ、ぬこッ!
「……ッ、いいかげんやめろ!」
ガゥン!
ガゥン!
「おわッ!?」
三蔵の銃が二発、火を吹いた。
悟浄は身を仰け反らせ、それを寸での所でかわす。
ずんっ!
その拍子に、繋がったままの体が激しく八戒を突き上げる。
「あくぅっ!」
ベットに倒れこんだ悟浄に跨がったまま、八戒は三蔵に向けて大きく放射物で弧を描いていた。
びしゃ…
三蔵のズボンが汚れる。
「…あ…」
八戒は顔を真っ赤にして三蔵を見上げた。
「す…すいませんッ、三…」
ぐいッ!
その顎を三蔵に掴まれる。
「ご…ごめん…なさい…っ!」
「おい」
八戒はボロボロ泣きながら、必死に謝罪をする。
「…誰でもいいのか、てめぇは」
「!」
ビク、と八戒の体が強張った。
「…あん?どういう事よ?」
八戒の背後で悟浄が起き上がり、ついでに八戒の腰を自分の体に押し付けた。
「…そっちこそ、どういう事だ?」
にわかに震え出す八戒を挟んで、 二人の間に見えない火花が散る。
「え…?あ…あのっ…?」
別に隠していたわけではなかった。
ただお互いが知らなかっただけで、騙すつもりでは無かった。
どちらが好き、というのでもない。
どちらにされるのも…嫌。
相談もグチも、誰にも言えずに泣き寝入りしていた…それだけだ。
八戒は、お互いが知っているのだと思っていた。
自分は二人の共用の玩具にされているのだと、そう思っていた。
だが違ったのだ。
今までが偶然はち合わせにならなかっただけで
それぞれ勝手に八戒を犯し、自分のモノにしたと思い込んでいただけなのだ。
だが、もしそれを二股と呼ぶのなら、それまでだ。
「…こい!」
「 あ…!」
三蔵は怒った顔で八戒の腕を掴むと、引っ張った。
「んだよ、八戒は俺としてんだよ!」
悟浄も不満顔で、その手を引き戻した。
「…………」
火花が散る。
「退け…!」
「…冗談!」
「…黙れ」
三蔵は眉間の皺を増やしながら、
ジャキ、と悟浄の額に銃を突き付けた。
「てめぇは、とりあえず殺す」
「あ〜ん?やってみ…」
ガゥン!
「ぎゃッ!?」
悟浄は寸での所で銃弾を仰け反って交わす。
「…っぶねぇだろが!本当に殺す気かッ!」
「チッ…外したか」
三蔵はいつでも本気。
目の据わった三蔵が惜しそうに舌打ちした。
「八つ当たりしてんじゃねぇよ!大体、俺は何も後ろめたい事はねぇからな!」
「何だと?何か俺の方に非が有るとでも…」
「「!」」
いい争っていた二人は不意に口論をやめ、無言で視線を八戒に向けた。
「…………こいつ…か」
「そういう事だな…」
「ひ…っ」
二つの凍るような視線に八戒は怯え、震え出す。
「この俺を手玉にとるとは良い身分だな八戒…」
見下すようにあおりながら、三蔵は口元を歪めた。
「手玉にとるだなんて…、貴方がたが勝手に…僕は…ッ!」
八戒の言い分など三蔵が聞いてくれるわけもない。
「そんなに突っ込まれんのが好きなら、イヤって程突っ込んでやるぜ」
三蔵は汚れたズボンのベルトを外すと、前をはだけた。
「え…っ!?」
悟浄を喰わえたままの八戒の孔に、三蔵が自らを押し付ける。
「まっ…待って下さい三蔵!そんな、やっ…やめて下さい!!」
暴れ出した八戒の手を悟浄が人の悪い笑みで押さえ付ける。
「…そいつはいいぜ。た〜っぷりお仕置きだ」
「ちょ…!?」
普段は、いざという時なにかと八戒を助けてくれる悟浄だが、
今の八戒にとってはどちらも自分を助けてくれる存在などではなかった。
「なんだ?こいつのは良くて俺のは喰わえられねぇってのか?」
三蔵は八戒の顎を掴むと、憎々しく睨み付けた。
「そ…そんな事をいってるんじゃ…」
「なら構わんだろ。決まりだな」
「ひ…そんな、いっぺんになんて…」
「…入れるぞ」
「や…!?」
三蔵は構わず八戒の中に突き入れた。
「い…いやあああああぁッ!!」
ギチ…メリメリ…
切れそうな程にアヌスが拡げられる。
「だめ…だめぇッ!痛…あが、あぐッ!ぎ…ひぃッ!」
八戒の中にもう一本ペニスが挿入される。
ミシ、ミシ、ギュチッ…
八戒の体は三蔵の先端を無理矢理に喰わえ込んだ。
「入るじゃねぇか」
「たいしたケツマ○コだぜ♪」
ズヌヌ…ズブズブ…
三蔵のペニスが、ゆっくりと八戒の奥に進む。
「アッ…あぐっ…痛い!痛…う!ひ…ひィッ!」
必死に逃れようと暴れる体を、二人がかりで押さえられる。
「あ…ああああぁーーッ!」
三蔵が、そして悟浄が全て八戒の中に納められる。
「二本も入れてもらって大満足か?淫乱雌豚!」
「あ…あ…」
ひくひくと体を強張らせながら、八戒は身を襲う激痛を堪える。
だが、当然このままじっとしててくれるわけなどなくて。
ぐりゅ…
「ひぎィっ!?」
悟浄が動き出す。
ずちゅ…」
「はがっ…!」
三蔵が動き出す。
ずりゅ…ぐぢゅ…ぬぢゅ…
強引に挿入されたソレが、八戒の内側を擦りはじめる。
「嫌…嫌ああぁーーーッ!!」
泣叫ぶ八戒を無視し、二人はその手を緩めようとはしない。
お互いがお互いの所有権を主張し、火花を散らす。
「…おい、汚ねぇモンくっつけんな!」
「んだとコラ!そっちこそ…」
ぐりっ!ずどっ!ぎちっ!
「ぎッ…ひあッ!だめ…っ、中で…喧嘩なん…ひぎゃあぁッ!」
内側で小競り合いを始められ、八戒は狂ったように泣叫ぶ。
「狭すぎだな…っ…」
「てめぇが邪魔なんだよ!」
「んだとコラ!?」
ぎゅぽっ!ぐぶっ!めこッ!
「ひぃィ!やめて、やめッ…んあぁッ!」
あいかわらず八戒の中で喧嘩をする二人に、
八戒の其処からザーメンに塗れて血が流れ出す。
「壊れるッ…あぐ…ッ!だめ、裂け…ひっ、裂けちゃうッ…!」
「気巧があるだろ?」
「自分で治せ」
「っ…無理…ですッ!そんな…ッ!」
気巧による治癒は自分の気を他人に与えているだけで、
自分自身になど効果が無いというのに、
まったくもって無茶苦茶な事を言う。
二本のペニスを喰わえた八戒のその孔は、
白い液体と赤い液体と透明な液体を垂れ流し、
限界を訴えたまま凄い音を立てて擦りあげられていく。
ぬぼっ!ぐぶっ!ぬちょっ!
「うあぁッ!だめ…もうだめぇッ!」
本当に壊れてしまいそうな程激しく、
裂けてしまいそうな程拡げられている八戒のアヌス。
「お願っ…抜いて!…お願いッ!!」
八戒が泣きながら懇願する。
そんな八戒を見て流石に僅かながらの良心が咎めたのか、
どちらともなく言った。
「…おい、てめぇは抜け!」
「…てめぇが出てケ! 」
「「………」」
火花が散る。
「退くか馬鹿!」
「負けるかコノ!」
…言っただけ、というべきか。
結果的に何か改善されたわけでは無かった。
二人はどちらも退く気は無いようで
さらに激しく八戒の内側で喧嘩を繰り広げる。
「エロ河童!」
「ハゲ坊主!」
ぐちゅ、じゅぼっ、ぐぶっ!
「ヒィ!ひぃィ!!
「とーへんぼく!」
「すっとこどっこい!」
どすっ!ずこっ!ぎぢゅッ!
「やめ…ひぃィっ!やめて、やめてーーーッ!!」
狂ったように泣叫ぶ八戒を後目に
ガキのような口喧嘩をしながら、二人は仲良く八戒を凌辱し続けた。
コンコン
誰かが部屋をノックする。
「おーい皆いるー?麻雀やろうぜぃ♪」
ガチャ
部屋の戸が開いた。
end
いやぁ八戒さん愛されてますね!(どこがー!?)
なんだかSSが画廊なんだか書庫なんだか微妙な長さになってしまいましたが。
二輪の絵ってじつはコレガ初めてかも?今まではちゃんと公開したことって無い気がする。
よくらくがきはするけどね(笑)
2003.7.11