†試練†



「ほぅ、そなたがセイロンか。イスルギ様の選んだ龍の子という…」
「はい、至竜殿にお目にかかれて光栄にございます」
「ならば、話はきいているのだな?ではこちらへ…」
「はい…?」


「至竜殿の訪問、ですか?」
「えぇ、そうです。各地の先人に謁見し
その力をその身に受けて来るのです」
「はい!ではいってまいります!」
「……頑張るのですよ、セイロン……」
セイロンは龍神イスルギ様より受けた命を真っ当するため、旅に出る。
それは、各地に点在する至竜達に会う為だ。
それがどのような意味なのかは、この時までわからなかった。

「ひ…ひぃッ!いいいッ…ーーッ!!」
セイロンの小さな身体に、竜の巨根がメリメリと沈む。
「あ、アッ…ぐ、アアッ!!壊れ…っ…壊れますゥぅッ!!」
目一杯に拡げられた孔に捩じ込まれる巨根。
各地の先人の力をその身に受け入れる…それが、セイロンに託されし使命。
「もう少しで半分程だ…我慢しろ」
「半…分…ッ、う…アッ、あああッ!!」
軋む身体に徐々に押し込まれる偉根。
人間の姿のセイロンに対して竜の姿の至竜のそれは
あまりにも大きすぎるものだった。
ただでさえその大きさを飲み込めずに苦しんでいるというのに、
表面には鱗に似た突起が無数に鏤められており、
動かれる度にやすりを内側を擦られているような激痛。
「うあ…ああああっ!!痛…い…っ…ぐ、ひぎいぃッ!!」

それは想像を絶する苦痛。
己の身体が裂けそうになると懸命に自己回復をかけつつ、
泣きながらも必死にそれを受け入れる。
これは龍人の長となるものには越えなければならない試練なのだ。
「堪えろ龍の子…そして見事受け入れるのだ。さすればそなたを認めよう…!」
各地の至竜から認められ、信頼され、愛される為に。
「ひ…いいいいィーーーッ死ぬゥぅッ…!!」


未熟な龍の子セイロン、ただいま修行中。
至竜への道のりはまだ遠い…。




こうして守護竜殿のところにも訪問したわけ。
いや、嘘ですよ勿論(笑)
龍人は人間とは身体のつくりがまるで違う…セイロン自身がそういっていたこの言葉、
魅夜にはものすごくエロい意味にとれて仕方がありませんでした。
つまり、人間よりもずっと無理がきく身体ってことですよね?
てことは、人間よりずっと拡がるってことですか? (違うぞ)
ようするに、龍人は極太巨根も受け入れ可能な構造ってことですよね?(違うったら)
骨砕けても治しながら戦えるくらいなんだから、其処が裂けても治しながら受け入れられる!
いやぁエロい身体だな龍人!エロい身体だなセイロン!
巨根祭作品。

2007.06.03

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