†卒業†


「卒業したくらいで、逃れられると思った?」
リョ−マの手に力がこもる。
「前は、このくらい簡単にはいったのに」
「ひ…っん」
「しばらくあわない内にこんなになっちゃってさ」
「あ…あぁッ!」
リョ−マの手に握られた其れが、
狭い肉の孔にずぶずぶと少しづつ沈み込んでいく。
「安心してよ」
リョ−マが立ち上がり始めた手塚に舌を這わせる。
「ひっ…あ!」
それだけで、手塚は直ぐにリョ−マの顔に吐き出した。
「またすぐに、楽に入るようにしてあげるからさ」
微笑しながらそう言うと、リョ−マは玩具を根元まで一気に押し込んだ。
「あっ…あぁっ!!」
背を仰け反らせ全てを飲み込んだ手塚は、
虚ろな諦めきった表情で部屋の天井を見つめた。

それは、恍惚な表情にも似ていた。




2008.05.30

連載は終了し手塚も卒業してしまいました。
でもリョ−マが海外いこうがなんだろうが
久々に会ったりすればこんなもんですよ(笑)



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