地下一階298話感想の妄想の続きですよ。
キワモノCPですが、おけーという方はどんとこい!(笑)






























 

マユリの剣が振り降ろされる。
「ッ…は!遅いな君は!」
ザエルアポロはその太刀筋を躱し、馬鹿にしたように笑った。
たしかに、マユリはどちらかといえば、機敏なタイプではない。
彼の戦闘には、さほど機敏さを要求されないからだ。
「……躱しきったつもりかネ?なんともお粗末な事だヨ!」
「何?」
ザエルアポロの左の二の腕に、すぅっと赤い線が浮き上がる。
躱したと思っていたが、僅かに触れていたのだ。
「…ふん、擦り傷じゃないか。この程度何のーーーー!?」
ガクン、とザエルアポロの膝が地につく。
「…な…!?」
立ち上がろうにも、手足に力が入らない。
「ク、ク、ク…そう、擦るだけで良いのだヨ、この疋殺地蔵はネ!」
「!?」
「斬りつけるだけで四肢の動きを封じる…それが私の斬魄刀なのだヨ!」
「ーーー!!」
涅マユリ、彼の戦いに機敏さはいらない。
なぜなら…、
彼の相手は、動かないからだ。


グチュ…クチュ…
「はッ、は…っ…」
「ほほぅ…なるほど…」
マユリの腕は手首から先が外れ、まるで縄のようにザエルアポロに絡み付いて居た。
ザエルアポロの身体を宙に持ち上げ、己の見たい角度で、じっくりと観察する。
マユリの目線の先には、大きく開かれたザエルアポロの股間が露にされていた。
そしてその絡み付く腕先は、曝け出された其処を執拗に弄び続けている。
「破面の身体といえども、たいして死神や人間とかわりないものですネ」
興味深そうにその孔を掻き回し、指を増やしそこを拡張する。
「ひ、あ…、ぐ…んぅ…」
四肢の動きを封じられながらも、感覚そのものは全く以て正常。
触れられ、弄ばれる感覚は鮮明に、逃れる事もできず。
屈辱的なショータイム。
「どれ…もっと奥を調べてみようかネ」
ぐち…
マユリの指が、五本に増やされる。
グチ…ヌチ…
孔が、一気に拡がっていく。
「何っ…ぁ、あ、ア…ん、あああああっ!?」
びくん、とザエルアポロの身体が震え、
マユリの拳が彼の中に消える。
「ふむ…滅却師に比べれば随分と緩いですネ」
グチ、グチ…
「はあッ!…んがっ…!」
拳の動きにあわせて、浮いた身体が揺れる。
「おやおや…気持ちイイのかい?起立しているじゃあないかネ」
もう一方の手が、ザエルアポロの前を握りしめた。
「んおぉッ!?」
硬く起立し張り詰めた、其れを。
「ク、ク、ク…そうか、君はこれが気持ちいいようだネ…
ならばもっと遊んであげようじゃないか…ホラッ!ホラッ!」
ズッ!グヂュ!ズヌッ!
「んぉッ!?はがッ!んあああッ!!」
腕が、激しく孔を出入りする。
乱暴に、激しく、速く。
「あ、ア…んはっ…ぁ!!」
だがザエルアポロの声は、決して苦痛に塗れたものだけではなく。
「んっ、ンッ!はっ、はぁッん」
恍惚に、酔いしれて。
「……これはこれは…なかなか面白い男だネ」
マユリは目を細めてその様を満足そうに眺めると、
前を弄って居た手を放し、後ろに添える。
「気に入ったヨ…君はもっと私を楽しませてくれそうじゃあないか…!」
ヌチ…
もう一方の手の指先が、孔に埋められる。
「!!な…、ーーーーーーんがああああぁあーーーッ…!」
肉体から離脱した拳が二つ、ザエルアポロの中に消えた。
「あ、あーッ、あっ…ぐ、はぁッ、ひっ…」
苦しそうに聞こえたその声も。
「あ、んっ…ひっ…ぁ!はぁ、ハアアァ〜〜v」
すぐに、官能の喜びに満ちて。
「ク、ク、ク…良いネ…良いヨ君!私の研究所に持ち帰って
ガバガバのグチャグチャにしてみたくなったヨ!!」
グポッ!ジュポッ!グボッ!
拳が二つ、淫乱な孔を乱暴に突き上げる。
「ヒあっ、あぁッ!んあああぁッ、す…ごい…ィ」
大きく拡げられた孔を拳で滅茶苦茶に突き上げられ、
其れでも尚、
ザエルアポロは恍惚に酔いしれる。
彼の真なる姿ともいえる、邪淫妃。
その名は決して見せ掛けのものではない。
彼は、本来とんでもない淫乱な性癖の持ち主だったのだ。
苦痛を与えられれば与えられる程、
酷く扱われれば扱われるほど、
興奮し、乱れるドM淫乱。
普段の理知的な振るまいは、この本性の隠れ蓑。
それはまるで高貴な仮面で内の淫らさを隠す、邪な妃のよう。
「ん、はあああぁ〜〜ッvv」
びくん、びくん、と身体を震わせ、ザエルアポロは二つの拳でイッた。
「これでイくとは…本当に面白い男ですネ」
本当に、興味深い。
破面であることも勿論だが、
この男の性癖も興味深い。
マユリの趣味に最適の、非常に良い素材だ。
ドサ…
快感の余韻に身体を痙攣させているザエルアポロを
マユリは乱暴に地面に落とした。
「ネム!」
「はいマユリ様」
呼ばれ、後ろに控えて居たネムが歩み寄る。
「何をぼけっとしているんだこのウスノロ!」
拳で顔を殴られ、ネムが倒れる。
「申しわけ有りません」
だがそれは、彼女にとっては日常茶飯事。
というよりも、苦にも感じない程の仕打ち。
彼女もまた、底なしのドMだ。
「さっさとこの男を持ち帰り易いようにしておくんだヨ!」
「はっ畏まりました」
ネムはマユリに命じられた通り、すぐに
四肢が麻痺し動けないままのザエルアポロに走りよった。
「失礼致します」
華奢な腕が、ザエルアポロの身体を抱きかかえる。
「んぁ…?」
ゴギン!!
「!!!」
ベキ…メキ…ボキン
「が…ぁ…」
全身の骨を満遍なく砕き、ザエルアポロの身体を小さくまるめると
大きな袋を取り出しその中にザエルアポロを詰め込んだ。
「あ…ぐ…あが…」
声も出せずにいるザエルアポロに、ネムが話し掛ける。
「私も…お仲間ができて嬉しく思います。仲良く致しましょうね…?」
その女の瞳は、無表情ながらも、
確実にSの色を内に秘めて居た。

ザエルアポロの、新しい生活が始まる。

 

end



いやいやいや大爆笑!自分でかいてて大爆笑!
てか本当自分の妄想脳に笑うしかないっw
でもまぁ、しかたないですよねぇ?
だってホラ、アポロ様は淫乱だから!(笑)
酷い事はするのもされるのも大好きなドSなドMだから!

…あ!そういやネムの持ってるアレ使わせるの忘れてた(笑)
まぁいいか、もう書きあがったし(適当)


2007.11.07

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