「うぅ…っ」
何度も激しく擦られ、赤く捲れた其処。
「どうした、もういいのか?」
それでも、休む事無く行為は続く。
「なにしろ相手が一人では事足りぬお前の事だ」
「まだまだ、足りないのでございましょう?」
何度目かもわからない挿入、そして抽送。
疲れきった肉体と、痛みを伴う摩擦。
すでに戯れの域では無い。
放たれる体液を腹に浴び、退いて尚、更なる挿入を求められる。
腫れた其処がズキズキと痛み、たまらずに声をあげた。
「も…う、よせ…ッ、よさぬか!」
「おや…あくまでも御自分に非はないと仰る?」
それを免罪の言葉に受け取り、鬼畜な瞳が光った。
「いいでしょう、では悪いのは…貴方ではなく、此処ということで…?」
ひくひくと蠢く肉孔に、指を三本差し入れられる。
「んあッ…!」
濡れた其処にぬちゃりと簡単に飲み込まれ、
内側を蠢き壁を刺激する三本の指。
「ならば制裁を与えねばなるまいな」
「そうですよねぇ…」
クラウレが後ろから腕をまわし抱きかかえ、
両手両足、翼まで使い、セイロンを羽交い締めにする。
「な……!?」
くちゅり…と指が一本増える。
「んぅッ…!?」
ほぐれた滑る其処に、更にもう一本。
「なッ…何を…!?」
総ての指を中に無理矢理捩じ込もうとするその動きに
セイロンの身体に力がはいる。
「おとなしくしていろ」
押さえるクラウレの手にも力が入り、
目の前に聳えて居た枝にカリと歯を立てた。
「ひッ…ん!」
セイロンの弱点。
セイロンの身体から力が抜ける。
「では参ります」
余分な力が抜けた身体に向けて、
シンゲンの手に力がこめられた。
「や、やめ…やっ…やっ…!」
ミチチ…
「ぐッ…アァッ!?」
強引に開かれる激痛。
「力を抜けセイロン」
「ひっ…いッ!」
角先を舐められ、強制的に緩められる全身の力。
「や、嫌…やっ…、あ、アアァーーッ!!」
無理矢理大きく開かされたそこに、
シンゲンの拳がゆっくりと押し進められていった。
まだ続くんだなこれが。(笑)
あ、クラウレ頭の外してたんだった。まぁいいや。
2008.03.16