<油断せずにいこう>
手塚「ついに来てしまったか…この時期が」
潤「おい、守備は万全か?」
雨竜「今年はバッチリだよ!」
ネス「ゼルガノンを召喚して出入口を全て塞がせた。侵入者は徹底的に排除するよう命令しておいたよ」
狩谷「その外に幻獣を400体くらい配置、空もスキュラが常時巡回してるからね」
八戒「もしそれを突破して来たとしても…いざとなれば、僕も制御装置をいつでも外しますから」
雨竜「滅却師の誇りにかけて、今年は誰も通さない!」
手塚「随分気合いがはいっているな」
雨竜「去年が散々だったからね…今年は攻男を見つけたら、片っ端から射落としていくよ!」
潤「…あれ?お前、この前まで能力がどうとかで戦えないとか言ってなかったっけ?」
雨竜「この日のために、僕はパワーアップして復活したのさ!」
八戒「復活した目的、間違ってる気がしますけどね?(笑)」
ズド−ーーン……
『ぎゃーーーーー!?』
手塚「…む?今外で何か物音がしなかったか?」
狩谷「さぁ…虫でも罠にかかったんじゃないのかい?フフ…」
八戒「そうですね、きっと鼠が慌てて引き返していったんでしょう。くすくす」
ネス「このように、此所への侵入は不可能ということさ」
潤「そ、そうか。それは心強い…(こいつら敵にすると末恐ろしいな…)」
手塚「ふむ…どうやら俺もサーブの練習くらいしておいた方がよさそうだな」
潤「いや、どう考えてもそれはいらん」
雨竜「とにかく、これで今回こそは平和になりそうだね」
手塚「窓の外を化物が闊歩している景色が平和というのも妙だが…」
狩谷「そんなことを言っている場合じゃないだろう?」
ネス「そうだぞ。これで今年は奴等の侵入無しに座談会を進められるんだからな」
手塚「というか、むしろ最初からこうすればよかったのでは…?」
潤「…だよな?」
戦闘系受男達「…何か言った?(ギロリ)」
非戦闘系受男達「い、いやッ、なにも!(怖ぇーーっ)」
八戒「さ、それじゃ…受男だけで座談会、はじめましょー!」
2007受男新年座談会
(2007.01.20)
座談会参加者
<受男座談会>
狩谷「乱入が無いとわかると、なんだか落着くな」
手塚「うむ。茶も旨い」
ネス「そうだな、ゆっくり話ができそうだ」
潤「でもさ、座談会っていったって、もう結構やってるじゃないか?いまさら何話す?」
雨竜「そう言われると…」
八戒「特に無いですよね」
手塚「うむ」
ネス「そうだな…」
狩谷「別に…だな」
一同「……………」
潤「だあぁ!沈黙するな! 間が持たないだろ!?」
雨竜「そんなこといってもなぁ…」
八戒「あぁ、そうだ!大事な事忘れてました!」
手塚「なんだ?」
八戒「新年あけましておめでとうございますv」
狩谷「は!?」
雨竜「あぁ、そういや新年企画なんだっけ?」
ネス「こんな時期にそんな台詞、似合わないだろう」
八戒「ま、一応形式上あいさつしておこうかと思いましてね」
潤「そういや今年一発目の座談会なんだっけか…なんか嫌な予感すんだよなぁ」
手塚「新年というと、また何か変な企画がでてくるのではないか!?」
雨竜「う…もしかしてまた祭とか!?」
ネス「縁起でもないこと言わないでくれ!」
狩谷「今年は大丈夫だろう?ほら、これだけ厳重だし!」
八戒「そうですよ!たとえ企画や祭があったとしても、今年は攻さんの乱入無いですし、大丈夫ですよ」
手塚「大丈夫だった新年会など、過去ないのだがな…」
雨竜「それにしても、なんであんな変な祭ばっかりなんだろうねこのサイト。もっとましな祭ないものかな」
潤「だよな、けったいな祭ばっかりだよな」
狩谷「じゃあさ、どんな祭なら良いと思う?」
八戒「そうですねぇ…僕なら、『受男逆襲祭』とか良いと思いますよ?」
手塚「ほぅ、それは良いな。いっそのこと『受攻逆転祭』というのはどうだろうか」
八戒「あ!それいいですね?僕結構攻でもいけるクチなんですよ?一般的に」
手塚「俺などそっちのほうが王道なくらいだぞ。ここではこんなだがな…」
潤「森川くらいなら、ボクでもいけそうだな」
狩谷「受攻逆転ねぇ…僕は物理的に不可能だから賛同しかねるよ」
手塚「む、そうか…そうだったな…」
雨竜「僕も、別にこっちが攻めたいわけでもないんだよねぇ…僕は普通に『メインCP祭』とかでいいんじゃないかと…」
潤「そんなにあの一護って奴にされたいのか?」
雨竜「なっ!?ばばばば馬鹿いうなよッ!?そういう意味じゃないよっっ!!」
狩谷「そう聞こえるけど?」
雨竜「ちちち違うったら!!」
八戒「いえいえ、いーんですよ?そういう精神も大事ですから?(笑)」
ネス「それならいっそのこと『ラブラブ幸せ祭』とかでどうだろうか」
八戒「それはまた個人的願望が溢れまくってますね(笑)まぁでも、そういうのもたまに悪くないですよね?」
狩谷「嫌な事を無理矢理しなければ…その、アイツの事も嫌いと言うわけでも、ないしな…」
潤「ま、まぁ…ね」
雨竜「なんだよ、人の事言っといて結局みんな似たようなもんじゃない!」
手塚「俺は…奴等とらぶらぶとかいうのが全く想像がつかんのだが…」
八戒「それはそれで、面白いんじゃないんですか?予想もつかないかんじで(笑)」
<侵入者R>
ネス「それじゃあ今年最初の祭は『ラブラブ幸せ祭』ということで」
八戒「例のごとく攻さん達に気づかれるまえに祭っちゃいましょうv」
潤「賛成!」
狩谷「意義無しだよ」
雨竜「……む!!?」
手塚「どうした?」
雨竜「誰か…こっちに向かって来る!すごい殺気だ…!」
潤「なにっ!?」
狩谷「各自持ち場につき第一級厳重警戒体勢!目標確認を急げ!」
手塚「油断せずにいこう!」
八戒「なんだかこういうのも軍隊っぽくてワクワクしますね」
ネス「浮かれてる場合じゃ無いだろう!」
潤「まぁ、でもこの警備の中を抜けて来る事なんてできないだろうから、気楽に構えてていいんじゃないか?」
雨竜「戦闘ではその油断が命取りになるんだよ!」
潤「…だからボク戦闘員じゃないんだってば」
ネス「北北東の方角に目標発見、単体、熱感知、生命体反応確認!目標までの距離300m、アクセス…ターゲット・ロックオン!砲撃開始!!」
八戒「流石は生きた精密機能、いい仕事しますねぇネスティさんは」
手塚「おい、あまり茶化すな。こっちに攻撃がとんでくるぞ?」
八戒「あははそうですね?くわばらくわばら…」
ネス「…ん?いや、まて、あれは敵じゃ無い。攻撃中止だゼルガノン!」
潤「んん!?」
狩谷「どうした?」
雨竜「敵じゃ無いだって?」
手塚「む?どういう事だ?」
八戒「それってもしかして…」
竜弦「(ガラッ)失礼する!」
雨竜「ギャーーーーーーーーーーー!?」
狩谷「あぁ、やっぱりこの人か」
ネス「い…いま攻撃停止する前に突破してきた様に見えたんだが…気のせいか?」
雨竜「り…竜弦!!なんでアンタがここに来るんだよ!?」
竜弦「またも父親の名を呼び捨てか、雨竜」
潤「あーまた始まった親子の痴話喧嘩(苦笑)」
竜弦「良からぬ会合が催されていると聞いてきてみれば…なんだ、貴様らの事か」
八戒「なんですか良からぬ会合って」
潤「ていうかどこで聞いたんだよ?」
竜弦「一体何を話していた?」
狩谷「何って…祭の話とか?」
竜弦「祭?何の祭だ」
手塚「攻男に先を越されないうちに『ラブラブ幸せ祭』を決行してしまおうかと言う事を…」
竜弦「ふむ…それだけか」
八戒「まぁそれだけですねぇ…お父さんも参加していきます?」
竜弦「結構だ。くだらん」
雨竜「悪かったなくだらなくて!いいから帰れよ!」
竜弦「いわれなくてもそうするつもりだ」
雨竜「なんで来たんだよ…まったく…!」
潤「…ちょっとまて、本当にどこで聞いた?ここで僕らがあつまってること…」
竜弦「下だが、それがなにか?」
ネス「下…って、地下二階のことじゃないか!ちょ、ま、まて!」
八戒「待って下さい!戻るってもしかして地下二階にですか!?」
竜弦「そうだが、それがなにか?」
狩谷「地下二階といえば野獣の巣窟だぞ!そんなところに独りでいくっていうのかい!?」
竜弦「一体何をいっているのだ?では失礼する」
八戒「…って、いっちゃいましたよ!?石田さんのお父さん!」
手塚「危険だ!危険過ぎる!」
雨竜「平気だろ、アイツも攻だし」
ネス「君は馬鹿か!君以外の相手には受だということを忘れたのか!?」
雨竜「!」
狩谷「大きな座談会に参加するのって初なんだろ?絶対座談会の怖さ理解してないぞあの人!」
雨竜「ふ、ふん!勝手にいけばいいさ…一度酷い目にでもあえばいいんだ!」
潤「お前本当にそう思ってるのか?」
雨竜「………」
八戒「助けにいったほうが…いいですよね?」
ネス「そう…だな」
雨竜「………」
手塚「危険は承知だが、誰かを犠牲にして生き延びるのは良く無い。良く無いと思うぞ、俺は」
潤「犠牲のうえに成り立つ平和なんて、そんなのは平和じゃないだろ?」
狩谷「…なんか過去にそんなことが多々あった気もするけどな」
八戒「それじゃ、僕ら行きますけど…どうします?」
雨竜「………」
ネス「来たく無いやつは来なければいい。それだけのことだ」
手塚「そうだな」
潤「それじゃいこうぜ」
雨竜「………あぁもう!滅却師の誇りが許さないだけだからな!別に心配なんかじゃないんだからね!?」
一同「素直じゃないなぁ(苦笑)」
八戒「とりあえず手後れにならないうちに、地下二階の様子見にいきましょう!!」
一同「了解!」
こうして舞台は地下二階座談会へ!