<既に習慣>
八戒「もうすぐ年末ですねぇ。…てことで、座談会時期ですねぇ」
狩谷「もはや何も連絡なくても集まってる自分達が悲しいな」
雨竜「今回は何させられるのかなぁ…」
手塚「油断せずにいこう」
セイロン「そなたら揃いも揃って何をそんなに気張っておる?たかが茶会、よいではないか気楽に楽しめば♪」
ネス「過去に酷い目みておきながらその心構えとは、全くたいした心臓だよ」
潤「あーもーいいからさっさと済ませて帰ろうぜ!」
来客歓迎年末座談会
(2007.12.30)
座談会参加者
<お客様の来る前に>
狩谷「…ん?あれ?来客歓迎?今回の年末座談会誰かくるの?」
八戒「あぁ、そういえば今日の座談会ってお客さんが来るんですって」
手塚「いつもの顔ぶれとは違うメンバーなのか?」
八戒「なんでも先日のアンケートで、『座談会にゲストとか来ると面白いのでは?』という意見に触発された管理人の自己満足企画らしいです。いらっしゃるのはどんな方なんでしょうねぇ」
雨竜「へぇお客さん来るんだ…って、まさか攻男じゃないだろうね!?」
セイロン「攻めなら我が成敗してくれようぞ」
ネス「抵抗したところで結果は同じ気もするんだがな」
潤「それをいうなよ、身も蓋も無い…」
手塚「とはいえ、まだ誰の姿もみえないようだが?」
八戒「まだいらしていないみたいですね?それじゃその前に一仕事済ませてしまいましょうかね」
雨竜「一仕事?なんかやだなぁ」
狩谷「また管理人の陰謀か?何をさせるつもりだ!?」
八戒「いえいえ、そういうんじゃなくって。この前のテスト付属アンケート結果の簡単な発表するだけですから」
潤「あぁなんだ…それなら痛く無いな」
ネス「アンケートなら全部を発表する必要もないだろう。皆が知りたそうな所だけでいいんじゃないか」
八戒「そうですね。まずはどのジャンル目当てのお客さんが多いのかって項目。これ、前回はテニプリでしたよね」
セイロン「して今回の結果は如何に?」
八戒「今回は、まぁ予想通りといいましょうかダントツ『BLEACH』でした
。 でも二位はやっぱり『テニスの王子様』なんですよ。そして三位は『最遊記』、このへんは順位は変われど前回と顔ぶれかわりませんね」
潤「やっぱり強いなその辺は」
ネス「有名週刊雑誌は購読範囲が広いからな、世間に知っている人が多ければここを見に来る人が多いのも当然の結果といえるだろうね」
狩谷「『BLEACH』は今が全盛期だものな」
雨竜「うーむ、こんなサイトで人気だと言われても…喜んでいいものかどうか」
手塚「複雑な心境だ」
八戒「そしてこの項目と対称的なのが、このサイトでハマったジャンルの項目です。これは一位と二位を『サモンナイト2』『サモンナイト4』のサモンシリーズが占めているんですよ」
セイロン「おぉ、そうか!それはめでたいではないか!善哉♪」
ネス「だからこれは喜ぶ事でもないんだって…」
八戒「三位は『ガンパレードマーチ』ですね。ようするに漫画系目当てでここに来て、ゲーム系にハマって帰られるって方が多かった結果になっていますね」
狩谷「なるほどね、目当てのジャンルで順位の高かったものは、ハマったジャンルの方では順位が低くなるわけだ」
雨竜「ゲーム系には手を出していなかったって人が、ここで道を踏み外していくんだね」
潤「このサイトに来ちゃった時点で既に道はずしてるけどな」
八戒「そしてお次は一番好きなコンテンツという項目。前回の一位覚えてます?」
手塚「前回は…たしか画廊ではなかっただろうか」
雨竜「そうだね、たしか書庫と僅差で画廊が一位って結果だったよ」
潤「今回は、書庫の方が勝ったとか?」
八戒「いえそれが、画廊、書庫は相変わらず接戦で同数票で二位なんです」
狩谷「あれ?一位どっちでもないんだ?じゃあ何だい?」
八戒「それがですね、なんとこの『座談会』が一位だったんですよ。しかもダントツで(笑)」
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一同「えーーー!?」
潤「これが一番人気だっていうのか!?このグダグダなコーナーが!?」
ネス「こんなダメダメな企画が!?」
セイロン「ふむぅ、そんな人気とは知らなんだぞ」
八戒「管理人も驚きの様子でしたから、予想外だったんじゃないですかね。僕らも人気コンテンツの自覚を持って、もうちょっと気をひきしめてちゃんとしないとダメですかね?」
手塚「うむ、油断せずにいこう!」
狩谷「…別にいいんじゃないか?このままで」
雨竜「いままでがこれで人気があったっていうんだし。今まで通りでいいんじゃないかと思うけどねぇ」
潤「同感だな」
八戒「今回は前回のアンケートからだいぶたってますし、ジャンルも作品も増えましたよねぇこのサイト。そんな中どの小説/画廊作品が人気なのか、気になりませんか皆さん?」
ネス「前回は小説部門では『放課後のコート』、絵画部門はテニスらくがきの『手塚フィストシリーズ』だったんだろう?」
手塚「言うな、思いだしたくもない」
潤「当時あれが一番ぶっ壊れてる作品だったから、どうやらインパクト強かったらしいんだよな。でもあれから随分壊れた酷い作品が他にも増えたから、今はどうだかなぁ」
狩谷「今は何が一番人気作品なのか、たしかにちょっと興味有るねこれは」
セイロン「勿体つけずにさっさと申すがよい。焦らされるのは好かぬぞ」
八戒「そんな数多くの作品の中で一位に輝いた人気小説はですねぇ、なんと…BLEACHの『口約束には御用心』なんですよ」
潤「…へぇ?あれ?なんか意外。BLEACHが人気あるからBLEACH作品ってのはわかるんだが…この作品とはね?」
ネス「あの作品、そんなに鬼畜ではないよな?」
狩谷「そうだね、しかも地下一階だし結構古い作品だよ」
雨竜「たしかに…当時、当事者としては酷い鬼畜な作品だと思ったけど、今思うと……このサイト内ではかなりマシな作品だよ」
手塚「正当派なCP作品だと思うぞ、俺の目からみても」
セイロン「ふむ…このサイトの来訪者だからといって鬼畜だからよい、印象が強いからよい、というわけでは無いということだな」
潤「じつはこのサイトって普通のシリアスとかの方が人気あるのかな?」
八戒「ちなみに二位は僅差で『最重要参考人』です。これもまぁ、結構いっちゃってる地下二階作品ですが、主軸としてはシリアスですよね。結局エロいものはそれはそれとして楽しんでもらってますが、実際に気に入ったり心に残ったりしてもらえる作品ってのは、わりとシリアスな作品だったってわけです」
狩谷「ふ〜ん…そういうもんなんだ。他にはどんな作品が上位にはいってるの?」
八戒「三位は『蒼の監獄シリーズ』ですね。各章ごとにバラバラに票を集めていましたが、総合すると三位になります」
ネス「何!あれが三位!?」
手塚「あの作品も主軸はシリアスだろう?やはりシリアス作品の方が評価されているということだな」
ネス「まぁたしかに最初はシリアスだったな…最初は。でも後半は…あれはシリアスか?(悩)」
八戒「ちなみにその後は『僕昼〜保健室シリーズ』『放課後のコート』『マックスとボク』『めざめのうたげ』『滅却師姫』というかんじの順番になってます」
雨竜「まてまて!ちょっと待て!」
潤「途中からシリアス関係なくただのドエロ作品に人気乗っ取られてるじゃないか!ていうか『マックスとボク』意外と順位高いな!?」
手塚「いい加減もういいだろう放課後は!」
狩谷「どのジャンルでもないオリジナルの作品ですら上位入賞…結局あれか?エロければいいのか!?」
八戒「まぁエロサイトですからね、結局はそうなっちゃうわけでして(笑)」
セイロン「所詮人の煩悩とはこんなものよ」
雨竜「小説がこうだとすると、絵のほうはどうなってるんだろう?」
ネス「こっちもあれか?意外と普通絵が上位とか?」
狩谷「いやいや、きっとただの変態絵が人気なんだろう?そうだろう!?」
八戒「それがですねぇ、絵の方に関してはものすごい票割れてまして…正直同票だらけなんですよ。まぁ一番多かったのは『全部』っていう解答なんですがね。嬉しいことですが、それじゃ投票にならないので(笑)」
セイロン「人の好みは十人十色だからな」
狩谷「それでもある程度票の集中する作品っていうのはあるんでしょ?」
八戒「三位の作品は多いですね。『磁石のように』『後方注意』『最遊記らくがき9』『BLEACHらくがき9』『BLEACHらくがき21』『懲罰房』
という作品がそれにあたります」
ネス「うーむ…意外とマトモなものから酷いものまで、まさに多種多様の十人十色」
八戒「そして『根比べ』『BLEACHらくがき13』『滅却師姫』
『ベジタリアン』が同票で二位獲得してます」
雨竜「なんだ竜弦大人気じゃないか?この結果を聞いていないのが残念だよ、今から呼びつけてやろうか!」
手塚「『滅却師姫』についてはあえて触れようとしないのだな」
八戒「そんななかで頭一つ飛び出して一位に輝いたのは…」
潤「お、なになに?どれどれ?」
八戒「やっぱり今回も『手塚フィストシリーズ』でしたv」
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一同「さすが!(笑)」
手塚「もういいだろうそれはッッ!!(泣)」
<お勧め眼鏡>
ネス「こんな感じでだいたい結果が気になりそうなもののアンケート発表終ったんじゃないのか?」
八戒「そうですねぇ…あ、あとはこれですかね?『描いてほしい&ハマるだろうジャンル』という項目」
潤「あれか?管理人の新しい犠牲者を発掘しようの項目だろ!?」
雨竜「管理人の目にとまらないようひっそりと暮らしてる眼鏡にとってイイ迷惑な話だよね」
八戒「別に眼鏡限定じゃないんですけどね(笑)」
狩谷「だいたい僕は前回のアンケート結果のこれがこのサイトに連れてこられた切っ掛けだったんだからな!ここで誰かが僕を紹介なんてしなければ…僕はこんなめには…!」
手塚「なんだ、気付いていたのか。これが原因だと言う事に」
ネス「何を隠そうこの僕も同じくそのアンケートの結果に影響された一人。管理人が某中古ゲーム店で『そういやサモンナイト2っておすすめ眼鏡のなかにいたな〜』って、うっかりソフトを手にされたのが僕の不幸の始まりだ!」
セイロン「ほほぅ、それは災難であったな」
潤「ひとごとじゃないぞ?お前も結局そのアンケートでサモンシリーズに興味をもたれたことが切っ掛けなんだからな」
セイロン「む…そうであったのか…!」
ネス「僕らみたいな被害者はこれ以上いらないよ!
」
狩谷「そうだ!こんな項目は発表する必要は無い!」
八戒「とはいいましても、発表しなくても管理人が目にした時点でもう遅いですからねぇ」
狩谷「う、そうか……だったら、僕らと同じ境遇の人間を、もっともっと増やしてしまえばいいじゃないか!そうさ、みんな餌食になってしまえ!くっくっく」
雨竜「赤い赤い!目が赤い!恐いから!」
ネス「落ち着け!自暴自棄になるな!」
潤「でも結局あれだよな。発表しようとしまいと変わらないって事だから…発表しちまってもいいんじゃないか?」
八戒「それもそうですね。じゃ発表しますよ?複数票を集めたお勧め作品は、
ディグレ、銀魂、リボーン、コードギアス、ガンダム、セイントビースト、絶望先生、戦国BASARA、逆裁、ハリポタ、仮面ライダー電王…このあたりですねぇ」
ネス「漫画、アニメ、ゲーム、映画、特撮…ずいぶんと幅広いな」
雨竜「中には僕等には馴染みのあるジャンルもいくつかみえるね」
手塚「俺は知らんぞ」
潤「なんでお前は知らないんだよ…同じ畑だろうが!」
八戒「ここにあげたのはほんの一部ですよ?これ以外にも色々御紹介頂きました。過去にこのサイトでちょっとだけ触れた作品を本格的に扱ってほしいとかって希望も結構きてますね」
セイロン「で、管理人の目にとまる者はおったのか?」
八戒「どうやら皆さんから一番多くの推薦を受け、管理人の心を鷲掴みしちゃった方ってのもいるらしいですよ。ちなみに今発表した中にはその作品ははいっていないんです。僕も知らされていないんですよねぇ」
手塚「管理人の心を鷲掴み…それは不憫な話だな」
狩谷「さっさとこのサイトにくればいいさ!そして不幸になっちゃえ!くっくっく」
ネス「はいはい、君は少し向こうにいってような。まだ目赤いから」
潤「でもなんだかんだと結構時間たったよな」
雨竜「もうそろそろ誰か来るんじゃないかい?」
八戒「それもそうですね。いやぁ
どんな方なのか楽しみです♪可愛い子だと弄りやすくていいですねぇv それじゃみなさん、虐めたりしないで快く迎えてあげましょうね」
潤「一番虐めそうな奴がよく言う…」
<Wネスティ>
雨竜「それにしてもどんな人なんだろうねお客さんって」
八戒「やっぱりメガネさんなんでしょうかねぇ?どう思います?ネスティさん」
ネス?「………」
ネス「僕はこっちだ」
八戒「え?あれ…!?」
手塚「む!?ではこの人は!?」
潤「うわ?君誰!?」
ネス?「…こっちが聞きたいよ…ここはどこなんだ?僕はまた別の世界に召喚されたのか?」
セイロン「ふむ、もしやそなたが客人か?ここは界の狭間といったところだろう。まぁ足掻いたところでどうにもならぬ場所よ。召喚された以上諦めて居直るが良いぞ」
ネス?「…そうか…また僕は自分の意志とは無関係に別の世界に飛ばされたんだな…」
狩谷「ていうかこの説明で納得するのかよ」
雨竜「話が通じてるってことはサモンと似た世界感なのかな?召喚とか別世界移動とかがあるっていう」
八戒「なるほど、貴方が最初のお客様でしたか…先程は取り乱して失礼。ようこそいらっしゃいましたv
ええと、簡単な自己紹介お願いできますか?」
ノア「…は、はい。僕はノアといいます、『牙』というアニメのネオトピアという都市で……」
潤「…あーー!わかった、思いだした!こいつ知ってるぞ!前にいたよな?サイトの片隅に!」
手塚「うむ、そういえばいたぞ。サイトで見た覚えがある」
ノア「…?」
ネス「あぁ、なんか僕に似ているとかって管理人が騒いで居た…あれは君のことだったのか!…なんだい、こうしてみると、あまり似てもいないじゃ無いか?」
八戒「…そうですか?…やっぱり結構似てますけど」
セイロン「確かに瞳の輝きは異なるようだが…」
狩谷「髪型も髪色も虚弱そうな所もそっくりだぞ?」
雨竜「首を隠すようなデザインの服とかもね」
ネス「そ、そうか?そんなに言う程似てなど…」
潤「お前、ちょっとメガネ下にずらしてみろよ」
ノア「…何故ですか?」
潤「まぁ深く考えず、ちょっとだけ」
ノア「…こう、かい?」
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一同「あははっ!そっくりだよ!(笑)」
ネス「う!(……に、似ている)…複雑な気分だ(苦笑)」
八戒「まぁでもこのサイト経験者さんなら、細かい説明もいらないですね?いらっしゃいませノアさん」
ノア「は…はぁ…」
手塚「やはりお前も人間では無い類いか?最近は多いからなこのサイト」
ノア「な、何を突然?僕は人間だよ!」
雨竜「あぁ、融機人ではないんだね」
潤「生き別れた弟とかじゃないんだ(笑)」
ネス「そんなわけがあるか!」
セイロン「しかし何やらそなたには奇妙な力を感じるな。背後に召喚獣のような気の影が…」
ノア「召喚?キースピリットのことか?……ハッ、もしや君達も僕の力を利用するのが目的か!?それで僕をこんなところに…そうか、わかったぞ!そうはさせない!」
狩谷「いや、そうじゃなく…思い込み激しいな君」
八戒「相当嫌な目にあってきたんでしょうねぇ、可哀相にそんなに怯えて…怖がらないで下さい、大丈夫ですよ。そう…黙って僕らの言う通りにして下さい?利用価値のある内は殺しませんから…くっくっく」
ノア「!!や、やはりそうか…っ」
雨竜「ちょ!何ノリノリに悪役になってるの!?」
八戒「いやぁあまりにも反応いいんでおもしろくってv」
ノア「やめろ…近寄るな…僕はもう誰にも洗脳されない!誰にも騙されない!僕は…僕はもう弱い僕じゃ無い!僕は自分で戦える…強くなったんだ!!さぁ来い、僕の強さを見せてやる!(臨戦体勢)」
潤「まぁ落ち着けって!何もしないからその鞭みたいのしまえよ!?」
八戒「おやおや主力武器は鞭ですか、鞭だなんてやらしいですねぇv」
潤「ばっ…煽るなって!」
ノア「くっ…、こうなったら……サチュラーーーッ!!(スピリット召喚)」
雨竜「うわーーーなんかでっかい黒い怪物出て来たーーーッ!?(汗)」
セイロン「ふむぅ…『さちゅら』とな?やはり見た事のない召喚獣だな…何属性なのであろう?」
ネス「機属性ではないな。霊属性かもしれない」
潤「そこ!冷静に観賞してる場合かッ!見てないでなんとかしろ!」
セイロン「やれやれ仕方のない…まぁ落着かぬか偽融機人殿」
ノア「だっ、誰が偽だっ!僕は偽物じゃない!救世主だ…絶対規律の元に選ばれた真の救世主だ!!」
八戒「自分で自分の事、救世主とかいっちゃいましたよ」
手塚「それはイタイな」
ノア「黙れーーーーッ!!」
潤「だから煽るなってお前らぁッ!」
八戒「まったくこんなに暴れてこまったものですねぇネスティさんたら」
ネス「僕はこっちだ!
」
雨竜「たしかにこれ以上暴れられるとちょっと厄介だね。ここらでなんとか動きを止めないと…」
セイロン「はっはっは♪そういうことならあやつの召喚獣は我に任せ給え!参られよ…鬼明王ゴウエン!!」
潤「のわっ!?こっちも何かでっかいおっさん出てきたぞ!」
手塚「おぉ!敵の怪物を力技で押さえ込んだようだ」
ノア「な、なんだその見た事も無いスピリットは!君もシャードキャスターなのか!?一体何者なんだ…!?」
セイロン「我は龍人族が未来の長、セイロンであるぞ。あっはっは♪」
ノア「龍…なんだって??」
潤「気にするな、無視しろ」
ネス「とりあえず召喚獣の動きは封じた。あとは術者を押さえないと…」
ノア「くっ…なんなんだこいつらは!?僕は何でこいつらと戦ってるんだ?というかここで何してるんだっけ?あぁ…僕は間違っているのか?よくわからない…わからないよゼッド…ゼッド!…助けてゼッド……うわああぁーー!」
手塚「その術者とやらも、なんだか錯乱して泣きわめいてる子供みたいになってきたな」
雨竜「隙だらけだね。よし、今だ!…銀鞭下りて五手石床に堕つ……『五架縛』!!」
ノア「!!(拘束)」
狩谷「お、本体の動きも封じたぞ!」
潤「ふぅ…これでようやく話が出来…」
八戒「それでは僕も…必殺技をお見せしますか(パチン…パチン…)」
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一同「
え?ちょ、その技はもしや…!?」
妖怪八戒「そーれv」
ノア「な…うわあああああぁああーー!?(悶絶)」
手塚「…前にも思ったが、あの蔦は服の下に潜り込んで何をしているのだ?」
セイロン「…おぞましくて言えぬ…(経験者)」
ノア「……っ…(ダウン)」
ネス「失神したか…不憫だな。そこまでする必要あったか?(同情)」
雨竜「ま、まぁでも、あのまま暴れられてもたいへんだったし」
八戒「そうですよネスティさん、こんな所であまり暴れないで下さい」
ネス「だからあれは僕じゃないってのに!僕はこんな軽率な行動はしな…」
潤「でもお前が最初に来た時もこんな感じだった気がするけどな」
ネス「…え?」
狩谷「そうそう、ひとりで喋って自分を勝手に追い詰めて泣いたり怒ったりして暴れ出したよな」
雨竜「やっぱり似てるよ君達」
ネス「僕はあんなか!?僕はあんななのか!?(自己嫌悪)」
<普通の眼鏡君?>
八戒「さてと…それじゃノアさんは気が付くまでこっちの隅に寝かせておきましょうかね、よいしょっと」
ノア「………(失神中)」
ネス「ふぅ…なんだか一気に疲れたな」
雨竜「登場するなりぐだぐだで殆どマトモな会話できなかったねぇ」
…コンコン!
潤「ん?また誰か来たのかな」
八戒「ノックしてくるなんて御丁寧ですねぇ」
狩谷「そういや来客は一人じゃないんだっけ?とりあえず他の人にもあってみようか」
手塚「そうだな…」
セイロン「開いておるぞ!入るが良い」
?「あの〜…侑子さんにここに行けっていわれて来たんですけど…」
雨竜「おっ?なんか今度は普通の人だよ!服装も普通の学生服だし」
狩谷「本当だ、珍しいね」
?「……ーーーー!!」
ネス「…ん?」
八戒「どうしました?」
セイロン「苦しゅうないぞ、近うよれ」
?「っ…うわああああああああぁあーーーーーッ!?」
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一同「な、なんだなんだ!?(汗)」
?「あああああああアヤカシッ!?」
セイロン「どうした?落着かぬか童」
?「喰われるーーーッ!!」
セイロン「どうしたというに」
潤「…いや、なんかどうやらお前見て怯えてるみたいだぞ?」
セイロン「む、我が?」
雨竜「あぁそうか、普通の高校生は角の生えた君を見れば動揺するよね」
セイロン「角があるくらいで大袈裟な」
手塚「そうはいっても日常で遭遇するものではないからな普通は」
狩谷「君、そう怖がらなくてもこの人は大丈夫だぞ。取って喰いやしないからな」
?「ひィ……………!!(怯)」
狩谷「な…なんだよ、聞いてるのか?人が話し掛けてるのに感じ悪いな!」
潤「まぁそう怒るなよ、人見知りなんだろお前?」
ネス「とりあえず危害はくわえないと保証するよ。こっちにきたらどうだ?」
八戒「ささ、お茶とお菓子もありますから」
?「…………この人も……この人も、か?」
ネス「…どうした?」
八戒「随分人見知りさんですねぇ」
?「……その、…失礼ですが…貴方達、人間、なんですか…?」
ネス「う!」
手塚「む、見た目ではわからないというのに…正体を見抜いた!?」
雨竜「彼…普通の人に見えてただものじゃないのか!?」
八戒「うーん、どうなんでしょう?戦闘力のようなものは感じませんけど…でもどうやら彼には僕らの正体、バレちゃってるみたいです」
狩谷「おいおい、君達は人間じゃないからともかく、なんで僕まで怖がられるんだよ!?」
セイロン「だからそれはそなたが…むぐっ」
潤「はい、それ以上は禁句」
八戒「これはもう彼の前で正体を隠す必要はないみたいですね。ということは…こちらも包み隠さずご挨拶を…(パチン、パチン…)」
雨竜「ん?また制御装置外して何を…?」
妖怪八戒「がおーーー!食べちゃうゾぉv」
?「ぎぃやあああああぁあああーーーーッ!?でででで出たーーーーッ!喰われるーーーー!!(逃)」
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一同「コラ−ー!怖がらせて遊ぶなーーーッ!!」
八戒「いやぁ新しいコ見るとつい…なかなか良い反応ですねぇ、うんうんv」
狩谷「完全に個人的な玩具探ししてるだろう君…」
?「はぁはぁ…」
潤「大丈夫か?安心しろ、ボク人間だから」
手塚「これを飲んで少し落ち着け。俺も人間だ」
?「あ…、ありがとうございます…」
雨竜「まぁあの人たしかに悪ノリし過ぎる所あるけど、人を食べたりはしないから大丈夫だよ」
?「そう…なんですか?そういえば…たしかに気分が悪くはならないな…」
手塚「それじゃ落着いてきたところで、そろそろ自己紹介などしてくれないか?いつまでも名前が「?」のままというのはどうだろうか」
四月一日「あ!す、すみません…『XXXHOLiC』の四月一日
君尋(ワタヌキ キミヒロ) といいます」
狩谷「あぁ…なんか君も見かけたような気がするなどこかで」
ネス「地下一階らくがきだな。サイト登場は一度きりだが、なかなか反響があったようだ」
四月一日「いやー先程は本当すいません。どうも俺は『アヤカシ』の類いに襲われ易い体質で…そういう存在に酷く敏感になっているんです。たしかに貴方達は人間じゃ無い方もいるようですが…どうやら危険な存在ではないようですね」
八戒「おや、『俺』なんですか。意外ですね」
手塚「仲間だ…!」
四月一日「え?」
八戒「いえ、こっちの話ですv」
雨竜「それにしてもワタヌキって変わった名だよね」
狩谷「ウリュウも十分かわってると思うけど?」
潤「ところでさっきから言ってる『アヤカシ』って一体なんだ?」
四月一日「そうですねぇ、世の中のオカルト現象の原因となるモノ…という感じで俺の世界ではつかわれていますが」
八戒「あらら、それじゃあ妖怪の僕は立派なアヤカシなんですかねぇ」
四月一日「いえ、妖怪はアヤカシとは区別されていますよ」
八戒「おや、それは良かったv」
雨竜「じゃあこっちの三人は妖怪じゃないし人間でも無いからアヤカシにあたるのかな?」
セイロン「まぁ我は『あやかしの貴人』でもあるしな。あっはっは」
潤「ちょっとは否定しろよ…」
ネス「僕はあやしくない!融機人はアヤカシじゃないぞ!」
手塚「身体に機械が混ざっていれば十分アヤシイと思うが」
ネス「……(落込)」
狩谷「だからなんで僕までっ!?」
潤「あーはいはい…(疲)」
雨竜「君が一番アヤカシなんだよ…(溜息)」
四月一日「ここにいるみなさんはそれぞれ違う世界出身の方なんですか?」
八戒「えぇ、僕らはみんな別々の…って、状況理解早いですねぇ貴方」
ネス「その事に特に驚きもしていないようだな?」
四月一日「はい。この世には自分の存在している世界以外にいくつもの全く別の世界が存在している、と前に侑子さんにきいたので…きっとここもそうなんじゃないかと。実際ここに来たのも、侑子さんの力で送られてきましたし…」
セイロン「ほほう、その侑子とやら…随分と不思議な力と知識を持っているようだな?」
四月一日「そうですね、侑子さん…正直いってあの人が何者なのか、よくわかりません。でも、凄い人だとは思います。色んな意味で」
セイロン「ふむ…もしやそのお方、我の探している龍姫様では…!?」
潤「違うとおもうぞ」
セイロン「むぅ…」
手塚「それはそうと、お前変わった瞳をしているな?」
雨竜「本当だ、よくみると左右の色が違うんだね。生まれつきのオッドアイ?」
四月一日「え?あ、いや、これは…その、俺は片目を失ってしまったので…」
八戒「おや…僕と同じですね」
四月一日「それで、片方は…人の目を分けてもらったんで自分の目の色とは違うんです」
潤「へぇなるほど…って、ちょい待て!目を分けてもらう!?なんだそれ!?」
ネス「失った肉体能力をわけてもらうとか、そんなこと可能なのか!?」
四月一日「そうですよね…驚きますよね普通。でも侑子さんに頼めば、大体の不可能は可能になりますよ」
狩谷「それじゃ…その人なら僕の足を治す事もできるっていうのか?会いたい!是非会わせてくれ!」
雨竜「あぁやっぱり食い付いたか」
八戒「まぁ、当然といえば当然の反応ですね」
四月一日「侑子さんにですか?いいですけど……でもたぶん、脚を治したら替わりに手が動かなくなりますよ?」
狩谷「なっ…其れじゃ意味ないだろう!?」
四月一日「対価が必要なんですよ、侑子さんに願いごとを成就してもらうには」
狩谷「じゃあなんで君は五体満足なんだ?失明を治してもらったんだろう!?」
四月一日「これは…俺自身じゃ無く、他人が対価を払ってくれたから…」
狩谷「…なるほど!ということは、人の足をもらえば僕の脚は治るということか!」
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一同「訴えるような目でこっちを見るな!」
狩谷「ちっ…非情な奴等め」
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一同「目を赤くするな!」
手塚「しかし他人が払ったということは、その者はかわりに失明してしまったのでは?」
四月一日「いえ、失明とまでは…ただ、そのせいで視力が半分に低下してしまったらしいんですけど…アイツは元々が2.0だから今は1.0になっています。俺の場合もとの視力悪いんで、逆に片方だけ視力あがった形になったんです」
雨竜「なるほど、その程度ならお互い生きていくうえでは致命的な支障はなさそうだ」
八戒「目の悪い僕等からしてみれば十分すぎる視力ですね」
手塚「とはいえ、他人の為に自分の目を差し出すとはたいしたものだなそいつは」
セイロン「そなた、そやつに愛されておるな?」
四月一日「え!?い、いやいや、なっ…そんな、なんでアイツなんかッ!た、頼んでないし!アイツが勝手に…あ、ああああ愛されてるだって!?やややっやめ、ちが、ち、違、違…っ!違うし!あんなドウメキなんてナントも思ってないしっ!」
潤「うわ、わかりやすっ!ていうかなんだよその奇妙な動き!」
八戒「照れ隠しにしてはリアクションの激しいツンデレ君ですねぇ(笑)」
狩谷「で、そのドウメキってのが君の好きな人ってわけだ」
四月一日「だっ、だっ大嫌いですあんな奴!生理的に無理っていうか!毎日人の作る弁当にけちつけるし勝手だし我侭だしドウメキだし…あぁ!むかついてきたっ!」
八戒「…弁当?あなたその人のお弁当毎日作ってるんですか?」
四月一日「え?あ…そうですけど…?」
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一同「なんというかもう…すでに公認の仲だな?」
四月一日「ち、ちちちがーーーーっ!ちがうったらもぅッ!ここここれはなんていうかその、そう、ついでで…!!ついでなだけだしっ!他意はまったくない!断じてッ!(焦)」
潤「まったく素直じゃないなぁ(笑)」
雨竜「動揺しすぎだよね」
ネス「…そういう君も大差ないぞ?」
雨竜「え!?僕あんなかい?!?」
手塚「割と…ああだな」
雨竜「ええええ!」
セイロン「己の姿と言うのは自身にはなかなか見えないものよのう…」
<ライバル出現?>
八戒「いやぁ四月一日君なかなか面白いコですねぇ」
潤「弄りやすくて、だろ?」
狩谷「で、彼はどこにいったんだ?」
雨竜「何か叫びながら奇妙な動きで部屋飛び出して行っちゃったけど…」
セイロン「照れおって、青いのぅ。あっはっは♪」
手塚「しかし今までの客はどちらも俺達の見知った顔だったな?」
ネス「そうだな。新顔が来るかと思っていたんだが、どうやらこのサイト経験者ばかりのようだ」
八戒「いえ待って下さい。たしか今日は三人お客様が来るってきいたので、もうひとりお客様いるはずですけど…」
ズズズズズズズズ………
潤「!?なんだこの地響き」
狩谷「外から聞こえてくるな」
セイロン「む?窓の外に何やら巨大な物が見えるぞ?」
雨竜「うわ!?なんだあれ!?」
手塚「何やら妙な乗り物がこっちに近付いてくるぞ」
ネス「ふむ……戦艦のようだな、あれは」
八戒「さすが機械マニアv」
ネス「マニアじゃない!」
ズズ………ン
潤「おわっ、此所に横付けして止まったぞ!?」
手塚「見ろ、誰かおりてくる!」
カツン…カツン…
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一同「一体どんな人が…」
?「ちょっと失礼、…宜しいですか?」
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一同「あぁ…予想を裏切らずに眼鏡出てきた」
八戒「ということは、あの方が最後のお客様ですね?」
潤「うわ、背デカッ!」
八戒「それは貴方が小さすぎるんでは?」
潤「むぅ…」
雨竜「僕らより年上かな?丁寧で落着いた雰囲気の人だね」
ネス「物腰の柔らかい紳士だな。これは話がわかりそうだ」
セイロン「
今までの客人が賑やかしい者ばかりだったからな」
狩谷「しかし長髪とは珍しいね?黒髪でもないし…ちょっと管理人の傾向からはずれていないかい?」
手塚「む………赤い瞳…!…なにか嫌な予感がするのは俺の気のせいか?」
潤「いいじゃないかそんなくらい!お前赤い瞳に警戒しすぎだぞ?」
?「少々お尋ねしますが…貴方達は民間人ですか?」
狩谷「なんでそんな事を?…まぁ、僕は軍人だから民間人ではないよ」
ネス「民間人かどうか微妙なところだな僕は。派閥の者だからな」
八戒「うーん、僕はお尋ね者ですかねぇ(笑)」
セイロン「
我は龍人族の未来の長である」
雨竜「僕は最後の滅却師」
手塚「青学テニス部部長だ」
潤「こらこら後半答えになってないだろ!ええと…こんな感じでなんかよくわかんない奴等の集まった怪しいトコだよここは」
?「そうですか、御親切に答えて下さり有難うございます(一礼)」
潤「あ、いえいえ、こちらこそどういたしま…」
?「業火よ…焔の檻にて焼き尽くせ…」
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冴え渡る戦闘の勘「!?ーーーーー危ない、逃げろ!!」
潤「え」
八戒「僕の後ろに!!」
?「イグニート・プリズン!」
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冴え渡らない戦闘の勘「どぅおわあああああぁっ!?」
八戒「っ…はぁ、はぁ、なんとか防御壁が…間に合いましたね。みなさん御無事ですか?」
雨竜「う…っ」
ネス「どうした、やられたか!?」
雨竜「 …うぅ…マント焦げちゃったじゃないか」
ネス「紛らわしい反応をするな!びっくりするだろうっ」
セイロン「しかし今の術…あやつ、とんでもない魔力を持っておるぞ」
?「おや?仕留め損ねましたか…私の腕も鈍りましたかねぇ」
潤「ちょ、おま、あぶッ!!」
手塚「貴様魔法使いか…!?やはり赤い目の奴は油断ならん!危険だ!」
狩谷「いきなり何をするんだ!?当たったら死んじゃうだろうッ!?」
?「殺すつもりで放ちましたが?(微笑)」
潤「なっ…!?」
八戒「…下がっていて下さい皆さん」
?「ふむ…あなたがここの組織の責任者ですか」
八戒「ええそうです(きっぱり)」
ネス「そうだったんだ?」
手塚「別に誰が責任者でも構わんが」
狩谷「ていうか組織なのか僕らは?」
八戒「どういうつもりか知りませんが、ここでの勝手な行動は…僕が許しませんよ…(パチン…パチン…)」
妖怪八戒「ここで好き勝手していいのは僕の特権です!!(妖力解放)」
潤「いや待ておかしいだろその理由!?」
?「なるほど、責任者からして魔物というわけですか…ますます怪しい組織ですね。ですが魔物とあらばこちらも遠慮なく処理できるというものです。さぁいきますよ!(オーバーリミッツ)」
潤「ちょ…結局ここでやんのかお前等っ!(焦)」
妖怪八戒「いいんですか?詠唱中が隙だらけのようでしたけど?」
?「…いつでもいいですよ?(挑発)」
妖怪八戒「それでは遠慮なく…(微笑)」
雨竜「こんな狭いとこじゃ後ろさがっても意味無いよ!ここは僕らも加勢…」
妖怪八戒「手を出さないで下さい!これは僕の戦いです!」
雨竜「なんで??」
ネス「…個人的な縄張り争いだからじゃないか?暫く気の済むようやらせとこう(溜息)」
妖怪八戒「はぁっ!(攻撃)」
?「甘い!」
妖怪八戒「!ッ…今一体どこから槍を!?(回避)」
?「おや…すばしっこいですねぇ」
手塚「む、本格的に始まったようだ。俺達も油断せずにいこう」
狩谷「油断したってしなくたってこの室内じゃ一緒だよ!」
妖怪八戒「ただの術師と思いきや、なかなかやりますね…」
?「そちらこそ…魔物にしてはしぶといですね。ですがこちらもそう暇人ではないのですよ。……消えなさい」
妖怪八戒(!…瞳が…赤さを増した!?)
?「……旋律の戒めよ…」
妖怪八戒「!!」
ネス「…呪文詠唱か!?この魔力の凝集は相当の上級呪文だ!」
雨竜「ハッ…!いつも防御を張ってくれる八戒さんがああいう状態ってことは、僕等今無防備なんじゃ!?」
セイロン「この状態でさっき以上の規模の魔法を唱えられるとまずいぞ!」
手塚「全国制覇の夢はここで潰えるのか…」
狩谷「嫌だ…こんなところで死にたく無いよ…うおおおぉッ!(絶望)」
潤「あほかッ!おまえまで暴れる気かッ!?いい加減にしろ(汗)」
?「…ネクロマンサーの名の下に具現せよ!」
妖怪八戒「させませんよ…!」
雨竜「く…僕一人ならなんとか躱せるけどそれじゃ皆が…!」
ネス「だめだ…召喚術で相殺させるにも詠唱が間に合わない!」
セイロン「…………」
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殺気溢れる男「力というものを思い知りなさい!」
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一同「うわあああああっ(汗)」
セイロン「…いい加減にせぬか子童共が!
そなたらこのような異界の地にて力無き者まで巻き添えにする気か!(喝)」
?「ミスティック……おや…?(詠唱中断)」
妖怪八戒「覚悟!…って、あれ?ちょ、なんですか急に?やらないんですか!?(拍子抜け)」
?「ここが『異界の地』…?これは……ということは…(考え中)…たしかに……なるほど、そうでしたか。いつのまにか私は領土を越えていたんですねぇ。あるいはここもまた一種のファンダム世界ということでしょうか…」
妖怪八戒「……?なにをごちゃごちゃと…」
?「いやぁ……これは失礼しました!てっきりマルクト領に潜伏した敵軍の一団かと思いまして、私の誤解のようですねぇ?どうもすいません。最近陛下の暗殺の噂やら何やらで色々あったものですから……っということで、今までのことはどうか綺麗サッパリ水に流して下さいv(微笑)」
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一同「なにぃいいいいいいーーー!?」
狩谷「人を殺しかけといて全部水にながせだぁ!?」
?「えぇ、なんだかんだと皆さん図太く生きてらっしゃるんだから良いじゃありませんかv」
潤「はああぁ!?何この切り替えの早さッ!?」
ネス「しかも今、さらりと嫌味が盛り込まれていなかったか?」
セイロン「喰えぬ男よのう」
妖怪八戒「…でもまぁ…」
八戒「…そういうことなら水に流しましょうかv」
?「ありがとうございますv」
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一同(流すんだ…)
セイロン「…ま、今回は我の偉大な一言が皆を救ったと言う事であろうな。うむ、礼はいらぬぞ。あっはっは♪」
狩谷「前回地下一階を破壊しつくしたのはどこのどいつだよ…ったく」
?「それにしてもここは風変わりな所ですねぇ?まぁどうやら貴方達も相当風変わりな方達のようですが」
ネス「人の事いえないだろう君も…で、僕らを攻撃してきたのは結局誤解だと言う事はわかったが、君は一体何者なんだ?」
ジェイド「あぁ、これは失礼!私は『テイルズ
オブ ジアビス』よりマルクト軍第三師団師団長ジェイド・カーティス大佐と申します」
手塚「軍人か…こういうときはどのように言葉をかえせばよいのだ?」
潤「おい、お前軍人だろ!?何か言葉かえせよ!」
狩谷「え!?あ、うっと…おっ…お疲れさまです大佐!5121小隊狩谷夏樹十翼長でありますっ!」
ジェイド「はい御苦労様」
狩谷「ハッ!………って?なんで僕がいきなり下手なんだよ!?所属も違うし十翼長と大佐のどっちが上かなんてわからないだろッ!?僕の方が上かもしれないじゃないか!」
八戒「大佐じゃないですか?」
雨竜「大佐だろうねぇ」
ジェイド「初めてみる階級ではありますが、階級数値的に見てそう高い位で無い事は推測出来ますね。良くて少尉といったところでしょうか。まぁその若さですし…貴方も貴方なりに頑張っているほうだとは思いますよ?」
狩谷「くそおぉっ!(悔)」
ネス「ところどころが適確に嫌味なんだなこの人…(苦笑)」
ジェイド「おや、嫌味に聞こえますか?すいませんねぇ…どうも私は根が正直なものでして(微笑)」
狩谷「な、なんかこいつ性悪だぞ?」
雨竜「う〜ん、考えの読めない微笑みとかちょっと誰かを思いだすね…」
八戒「おや誰ですか?」
ネス「いったい誰だろうな…(溜息)」
セイロン「しかし先程の炎には驚かされたぞ」
手塚「負傷者がいなかったのが奇跡だな」
ジェイド「いやぁ〜すいません」
狩谷「せっかく直したばかりの地下一階がまた滅茶苦茶だよ」
雨竜「話をするのにこちらにどうぞ、と言いたいところだけど…椅子もテーブルも壊れちゃったしねぇ」
ジェイド「そういうことでしたら…ちょっと失礼。あぁ、この程度ならなんとかなりますね」
セイロン「…む?何をしておるのだ?」
ジェイド(譜術発動!)
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一同「おおおおお!?」
狩谷「椅子とテ−ブルがもとにもどった!?なんだ今のは!?君は…なんとかの錬金術師か!?」
雨竜「いや…壊れたものはそこにあるから、直したわけではなさそうだ」
ネス「まさか、新たにつくりだしたというのか!?」
ジェイド「はいv」
八戒「あんな一瞬で…!?しかも元の家具と色形どころか、ついていた傷までそっくりに…」
ジェイド「元のものより多少の劣化はありますが…まぁ、家具として使うには問題になる程ではないでしょう」
狩谷「すごいな!なんか本当にこれぞ『魔法使い』って感じだ!このサイトにも魔法使いっぽい奴等て居たけど、攻撃魔法みたいのしか使ってるの見ないからな」
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攻撃重視組「悪かったな」
手塚「うむ。まるで童話に出て来る魔法使いのようだ。南瓜を馬車とかにも出来そうだな」
潤「まさにファンタジー!イリュージョン!サプライズ!すげぇ!」
ジェイド「いえいえ、それほど驚かれることではありません。原理は簡単ですよ?物質の構成自体は単純なものですから、音素振動数を把握して情報を抜き取り其れをもとに同じように複製すれば良いのです。無機物の生成は私の操る第一から第六までの音素を使って譜術のみで十分に作成する事が可能ですからね」
雨竜「うわ…全然ファンタジーじゃないこと言いだした…」
八戒「思いのほか科学的現象でしたねぇ(笑)」
手塚「しかし何をいっているかさっぱりだ…」
ネス「………なるほど、
その音素というのが君の世界の魔力というわけだな。君の術を見るかぎりエレメントの力というところだろう。確かに君のいう理論で物質の複製の定義は成っているかもしれないが、それを操る魔力は並み大抵のものではないのだろうな。しかしその原理を完全に把握すればその能力を機械の機能で補う事も可能になりそうな気がするよ」
狩谷「ぬぁ!?一人だけおもいっきり理解してる奴いた!」
ジェイド「おや!貴方なかなか話がわかりますねぇ?これは幼い頃に私が編み出した術ですが、仰る通り原理を理解すれば誰にでも使えるものなのですよ。まぁいまだにレプリカを譜術のみで作成できる者は私以外見た事はありませんがね」
ネス「たいした魔力だな…いや、技術というべきか。君は学者か何かなのか?」
ジェイド「その昔、博士と呼ばれていた時期もありましたねぇ」
狩谷「それにしても君なら装置を使わずにクローン人間とかもつくれそうな勢いだな」
ジェイド「有機物ですか?できますよ。昔…生物レプリカを数十体ほど作製した事があります」
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一同「!!」
手塚「人を…造ったのか…!?」
狩谷「い…今の椅子を造ったみたいにかい!?」
ジェイド「えぇ…まぁ。おかげでネクロマンサーなどという二つ名を頂いてしまいましたがね」
雨竜「ネクロマンサー…死霊使い、か」
セイロン「…そなた、それは踏み入れてはならぬ神の領域ぞ?」
ジェイド「そうだったのかもしれません…若かったのでしょうねぇ私も。まぁ過去の自分を消し去る事はできませんし、犯した罪が消えるわけでもありません。それは一生自分から離れる事の無いものとして、自分の引き起こした事象の始末はつけるつもりですよ」
セイロン「…ふむ、覚悟は出来ておるようだな…なら何も言うまい」
八戒「なるほど…随分な修羅場を抜けてきたようですね。どうりで貴方からは血の匂いがすると思いましたよ(微笑)」
ジェイド「貴方もですけどね?(微笑)」
八戒「ぐ…!」
雨竜「うわ、あの八戒さんを黙らせた」
潤「こいつ…できる!」
ジェイド「…ま、そんなこともありましたが、今となってはこの力を有効利用していこうかと思いましてね。さて…私のような年寄りはどうも立ち続けると疲れるんですよ。椅子も造ったことですし、立ち話もなんですから皆さんもこちらにお掛けになって下さい。ど〜ぞ遠慮なさらず」
手塚「む?う、うむ」
セイロン「気を使わせてすまぬな。掛けさせてもらおう」
ジェイド「どういたしましてv さ、そちらの皆さんもどうぞ」
ネス「…いつのまにか仕切られている気がするが…」
潤「こいつ…できる!」
八戒「…なんだかすごく面白く無いのは何故でしょう(複雑)」
手塚「しかし『年寄り』、とはまた…そんな歳なわけではないだろうに」
雨竜「そうだよね、全然若いじゃないですか」
八戒「僕と同じくらいでしょう?」
ジェイド「いえいえ、違うと思いますよ?(微笑)」
セイロン「そういえば先程『昔』博士だったと言っておったな。『若い頃』に編み出したとかなんとか…」
ジェイド「えぇ、先程の術は九歳の時に確立させました。いやぁ若かったので勢いがあったんですねぇ」
狩谷「九歳!?若いっていうか、まだ子供じゃ無いか!?そんなときにもうクローン魔法を…!!」
ジェイド「人より好奇心が強かったのでしょう」
手塚「好奇心って…それだけじゃできないだろう普通!?」
ネス「神童だったわけか…」
ジェイド「まぁ26年も昔の話ですよ」
潤「なるほどね、それは随分と古い話…って、ナヌ!?てことはお前今いくつだよ!?」
ジェイド「四捨五入で40の、35歳ですよv」
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一同
「ええええええええ!??」
ネス「年上だろうとは思っていたが、ま、まさかそんな年上だったとは」
雨竜「ありえないよこの人の外見!?竜弦の同族か!?」
狩谷「若作りにも程があるだろう!
僕らの倍以上だぞ!?もっと年相応に老けてて然るべきじゃ無いのか!?」
セイロン「そうか?35など童ではないか」
潤「お前には聞いてない!お前は若作りの桁が違う!」
八戒「ほんと御若く見えますねぇ…肌もくすみ無くハリがありますし、皺の欠片も見当たりませんし…」
ジェイド「えぇ、よくいわれますv」
八戒「…それにしてもイラッとしますねぇこの人の発言v(微笑)」
潤「気持ちはわかるが、もう暴れるなよ?」
手塚「若さを保つ為に何か特別な鍛練でもしているのか?」
ジェイド「
特に何かしている覚えはありませんが…あぁ、もしかしたら他人の若さを吸収しているのかもしれませんねぇ?v」
雨竜「え!まさか…」
狩谷「うわわ…人から吸い取ってるのか!?ネクロマンサーというだけあってただ者じゃ無い能力が!?」
八戒「ドラキュラ系でしょうか?もしかするとサキュバス系!?」
ネス「しかしそれならその外見も納得だ…!他人の犠牲のもとに成り立つ若さというわけだな」
セイロン「そなた…それは人の域を超えておるぞ!?」
手塚「というか…彼は一度も自分が『人間だ』とは言っていないのではないか!?目も赤いし!」
潤「やっぱこいつもそうか!人外か!あーぁ人間じゃない奴ばっかりくるよここにはーッ!!」
ジェイド「……本気にされると複雑です」
<お客様勢ぞろい>
ジェイド「ところで先程から気になっていたのですが」
雨竜「なんでしょう?」
ジェイド「其処の死体、もし不必要でしたら頂いてもよろしいですか?」
狩谷「死体!?」
ノア「…………」
潤「ちょ、馬鹿!死体じゃないよ生きてるよ!!」
セイロン「おぉ、そういえばそやつのことをすっかり忘れておったな」
手塚「さっきの騒動でよく起きなかったものだ」
ジェイド「ふむ、まだ息がありましたか……残念」
ネス「…どうするつもりだったんだ」
ジェイド「それは勿論解ぼ……おや?この顔は…」
ネス「なんだ?」
潤「ていうか今何言いかけたよ…」
ジェイド「こちらは貴方のレプリカだったんですね?」
ネス「違ーーーう!!」
ノア「…うーん…ハッ!僕はいったい…」
ジェイド「おや?起きたようですね」
八戒「ようやく身の危険をかんじてくれましたか(笑)」
ノア「そうだ…僕は敵の攻撃に倒れて……!くっ、見なれない奴、新たな敵か!?
」
ジェイド「はい?私の事ですか?」
潤「そういやまだ誤解したまんまだったか、面倒くせーなぁもう。そうピリピリするなって!ボクらは…」
ジェイド「おやおや気がつかれましたが…もう少し眠っていて下されば良かったものを。おとなしくして下さればこちらも痛い事はしませんよ?寝ている内に終りますからね。目がさめれば…貴方は今までの自分とは違う自分として生まれ変わるのです」
潤「ちょ、おまっ何を!?」
ノア「く、くそっ!お前がこいつらのボスだな!?僕を洗脳する気か!?」
ジェイド「あぁ惜しいですねぇ…改造ですよ。くっくっく」
ノア「くそおおぉー!」
潤「こらーーーーーーーッ!!悪のりするなッ!ややこしくなるから!」
ノア「悪のり…?なんだ、どういうことだ?」
ジェイド「いやぁ、あまりにも反応が面白かったのでついv」
狩谷「な、なんかこいつ誰かと行動パターンが似ているぞ!?」
雨竜「う〜ん、相手をからかって楽しむあたり、誰かを思いだすね…」
八戒「おや誰ですか?」
ネス「いったい誰だろうな…(溜息)」
ノア「(詳細説明中)………なるほど、ということはすべて僕の誤解だったというわけか?」
潤「そうそう、そゆこと!ようやく伝わったか…」
手塚「一部の心無い大人が混乱させてすまんな」
ノア「いや、いいんだ。冷静さを欠いていた僕も悪かったよ。しかしさすがに君は大人だな、ここの最年長だろう?」
手塚「…………いや」
八戒「なんにせよ誤解が解けて良かったですねぇ」
ジェイド「そうですねぇ」
潤「それをお前等が言うか…」
セイロン「どうやら万事納まったようだな。善哉♪」
四月一日「あ…あの〜…」
雨竜「ん?あぁ、戻ってきたんだね。おかえりなさい」
四月一日「さっきは急に飛び出してすいません。…ていうか、なんかさっきより人増えてますね?」
潤「お、アヤカシセンサーが戻ってきたな?」
狩谷「ちょうどいい、君!あれも見てみてくれよ。あれも人間じゃ無いだろう?」
ジェイド「?(←あれ)」
四月一日「…………あの方は人間ですよ」
雨竜「え!?でもネクロマンサーなんだよ?」
八戒「しかもドラキュラでサキュバスですよ!?」
ネス「…それは偏見が混ざってるのでは」
四月一日「いえ、あの人は間違い無く人間ですよ。アヤカシでも妖怪でも無いです」
セイロン「普通の人間でありながらあのような術を…逆に驚異な存在よ」
ジェイド「
おや、なんですか?堂々と私の悪口ですか?」
狩谷「い、いや、そんなんじゃないよっ(汗)」
ジェイド「そちらの方、新入りさんですね?」
四月一日「あ!ど、どうも四月一日君尋といいます!」
ジェイド「ジェイド・カーティスです。まぁそう硬くならずに楽にいきましょう」
四月一日「いやぁどうもここに慣れて無くてまだ緊張しちゃって…」
ジェイド「最初はそういうものです。直ぐに慣れますよ」
潤「…てかあんたも最初だろうがよ」
四月一日「
え!古株さんじゃないんだ!?…ハッ!そういやさっきいなかったし!」
ジェイド「いやぁバレましたかv
騙しやすそうなのでつい」
四月一日「誰が騙しやすいんですか!ていうかここで俺を騙す必要全然ないしっ!(ビシィ!)」
潤「ふむ…なかなかいいツッコミ能力を持ってるな。期待できる!」
八戒「さて…皆さんようやく落着いた事ですし、本題に入りましょうか」
狩谷「本題!?今からか?」
潤「ていうか今までの前振りだったのか?!長い!長過ぎる!!」
ネス「ゲストと話をする、というのが本題ではないのか?」
八戒「違いますよ〜実は今までのは、面接みたいなもんだったんです」
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新顔三人衆「面接?」
八戒「はい、そうです。実はですねぇ…お三方の中から一名だけこのサイトに残留して頂くことになってるんですよ!」
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一同「は!?」
手塚「そんなことは初めて聞いたぞ」
八戒「初めて言いました」
ネス「またジャンルが増えるっていうのか!?」
八戒「そういう事ですね」
セイロン「では我にも後輩ができるというわけだな♪」
狩谷「そうかそうか、このサイトに不幸になりにくるのか、くっくっくっく」
潤「またジャンルとか軽率に増やして…さばききれるのかよ」
雨竜「あいかわらず管理人いきあたりばったりなんだから」
ノア「ちょっと待ってくれ…何の事だ?」
四月一日「状況がよくわからな…」
ジェイド「やれやれ…」
ネス「それで、いったい誰が残るんだ?」
八戒「それは、僕等に委ねられているんですよ。その為の面接だったんです」
手塚「その一人を俺等に選べということか?」
八戒「そのとおり!というわけで……さぁそちらのお三方は向こうへどうぞ!僕らはこっちで話し合いですよー♪」
ノア「ちょ…押さないでくれ、なんなんだ!?」
四月一日「全然意味わからないしっ」
ジェイド「やれやれ…」
<選べ!僕らの新生贄>
八戒「皆さんの意見はどうですか?どの方が気に入りましたかね?」
手塚「特に気に入るというのは無いが、消去法でなら…」
潤「だったら早速一人消えそうだな」
八戒「あぁ…三人目の彼ですか?」
狩谷「絶対反対!性格悪いよあいつ!」
セイロン「そうか?我は別に構わんぞ。面白いやつではないか」
雨竜「貴方も物好きだなぁ…(苦笑)」
手塚「他の二人は特に性格的な問題はなかったと思うが」
狩谷「しかし最初の彼はもうとっくに終ったアニメの人なんだろう?時期的にどうなんだろうか」
八戒「そういうのは管理人とくに気にしないと思いますけど」
潤「でもあれだろ?あいつキャラかぶりすぎだろ?」
手塚「顔の特徴が酷似なうえに職業も同じく召喚師、それに被害妄想が強くて情緒不安定ときている」
ネス「…それは暗に僕がそうだといいたいのか?」
八戒「明にいってますねぇv」
雨竜「髪型、口調、性格、環境…どれも管理人的にはかなりストライクゾーンに入ってるようには思うけど」
セイロン「しかしやはり既存の者に似過ぎているのも如何なものかと…」
潤「ボクはあいつがいいな。四月一日!」
八戒「おや、御推薦ですねぇ」
潤「あいつは絶対ツッコミ気質だ!あいつがくればボクの気苦労が減る!」
雨竜「なんだよ、それじゃ僕ら全員ボケみたいな言い方じゃないか?」
潤「そうだろうがっ!(疲)」
ネス「そういう個人的な意見もあるようだが…僕は賛同出来兼ねるな」
セイロン「あの童になにか気にいらぬ点でもあったか?」
手塚「アヤカシ呼ばわりされたしな」
ネス「ち、違う!そんな小さい事を言ってるんじゃ無い!」
八戒「結構へコんでたみたいですけどねぇ」
ネス「そ…そうじゃなくて
僕は、彼に戦闘力がないのがどうかといっているんだ」
雨竜「戦闘力か…たしかに、そういう力は感じられなかったね」
ネス「ここは意外と争いの絶えない場所だ。僕らだっていつも守れるわけじゃない、せめて自分の身くらいは守れてほしいものだ。今日のような状態が再び生じないとは言えないだろう?」
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非力組「う、肩身が狭い…」
狩谷「僕がこんな身体で無力だから…役立たずだっていうんだね…」
ネス「あ、いや…君は、時と場合によるんだよ(苦笑)」
八戒「でもたしかにそれは言えますね。新入りさんが攻男を撃退する戦力になれば、僕等的にはそりゃあ良いに越した事はありません」
雨竜「そうなると、最初の彼か?それなりに戦えそうだったよ。精神弱そうだけど」
潤「いや、だから、それはキャラ被り過ぎだろ?って事だったろう」
雨竜「あぁそうか」
八戒「…ん?ちょっと待ってください…ということは…」
狩谷「消去法で、あいつに決定って事になっちゃうじゃないか!?」
セイロン「おぉ、それは良い!あやつの魔法力は危険なほどに強力なものであったぞ。しかもまだ本気をだしていない様子、あやつなら戦闘力は申し分ない!」
ネス「たしかに…彼の魔法と頭脳は僕らに有益な結果をもたらしそうだ」
狩谷「いやいや待て!戦闘力だけで決めて良いのか!?」
手塚「キャラも既存の誰とも被っていないぞ」
狩谷「いや、そうだけどっ…」
雨竜「彼は大人だし…このサイトでもなんとか堪えられるかもね」
潤「……みんながそこまで言うなら…非力な者としては口を挟まないよ(どうなっても知らないけど)」
狩谷「なんだよ皆…きっと後悔するぞ!?あんな奴…そ、そうだ、八戒さんが黙っていないぞ!そうだろう!」
八戒「………いいですね、それじゃあ彼にしましょうか」
狩谷「え!?ちょ…裏切り者!?」
ネス「君がそうあっさりと賛成するとは意外だな」
八戒「おや、そうですか?」
雨竜「何だか馬が合わないみたいに見えてたからさ」
八戒「ええ、合いませんね。ああいう微笑の仮面で包み隠して本性見せないようなタイプは、本当に苦手です」
潤(…つっこんでいいのか?ここ)
狩谷「でも、でもそれじゃあ、何だって賛成なんだ!?」
八戒「ここに残るってことは、僕ら受男の仲間になるってことですよ?」
手塚「そうだが…いいのか?」
八戒「だって、見たいじゃないですか……あの人が泣き喚いてる姿(微笑)」
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一同「あぁ…そういうこと…(恐…)
」
<よろしく!生贄君>
八戒「いやぁおまたせしました。話はまとまりましたよv」
ノア「だから、説明をしてくれないか?何の話なんだ」
四月一日「あぁよかった、三人だけ残されて会話なくて限界感じてたとこでしたよ」
ジェイド「客を待たせるとはたいしたもてなしですねぇ」
八戒「あいかわらずムカつきますねv まぁそんなわけで…残って頂く一名が決定致しました!」
潤「ちなみに、ここに残って貰うってことはこういうことだから」
雨竜「はい、こっち注目して下さい。映像流しますよ、ネスティさんが」
ネス「僕を便利な機械扱いするのは…!まぁ、いいや…もう疲れた。さぁ、これを見てくれ(パソコンにアクセス)」
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新顔三人衆「?」
…サイト展示物上映中…
四月一日「ムリ無理むり無理ムリむりっ!!(焦)」
ノア「なんだ今のは!?ここではいつもあんなことされてるのか!?
」
ジェイド「いやぁみなさん頑丈ですねぇ」
手塚「だからどうして全部俺の映像だったのだ!?」
ネス「まぁ細かい事はおいといて、このような状況になることをあらかじめ覚悟しておいてくれ、ということだ」
八戒「というわけで、残って頂く方を発表しますよ〜」
狩谷「僕は不本意だ。僕はまだ不本意なんだぞ」
セイロン「諦めが悪いぞ、もう認めよ」
八戒「残留して頂く受男さんは…ジェイド・カーティスさんです!」
ジェイド「お断りします(速答)」
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一同「拒絶はやッ!?」
雨竜「断るとか、そういう問題じゃなくてですね…そうしなきゃならないっていうか…」
ジェイド「私は任務の途中です。こんな所で油を売っている暇はないのですよ」
ネス「いや、だから…そういう理屈の問題じゃ無く…」
ジェイド「ただでさえ長く国を離れていると文句をいう我侭な馬鹿がいると言うのに…こんなくだらない事におつき合いはできませんね。それとも何ですか?国に残してきた私の溜りに溜った仕事を代わりに誰かがやってくださるというのですか?」
手塚「ううむ、ここまではっきりと全否定されると何もいえん…」
狩谷「ほらみろ!やっぱりむかつくじゃないか!だからこいつは反対だったんだよ!」
八戒「貴方ねぇ…いい加減にして下さいよ?業に入らば業に従え、ってわかってます?(微笑)」
ジェイド「えぇ、意味は理解しておりますよ?実行するつもりはありませんけどね(微笑)」
八戒「…従って貰いますよ?」」
ジェイド「力づくですか?どうぞやってみて下さい」
八戒「…………(微笑)」
ジェイド「…………(微笑)」
潤「こここ恐ぇ!やっぱこいつら揃うと恐すぎる!」
ネス「しかしまさかここまでこのサイト参入を認めない受男が現れるとは…」
雨竜「マイペースというか頑固というか…」
四月一日「あのー…ていうか」
ノア「僕等、もう帰ってもいいのかい?(苦笑)」
八戒「どうやら、貴方とは一度決着を付けておく必要がありそうですね…」
ジェイド「やはり貴方はあの時始末しておくべきでしたか…」
八戒「おや、眼鏡など外そうとしてどうなさいました…?」
ジェイド「そちらこそカフスに手など置いて…また魔物化ですか?」
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本気の鬼畜達「…………(微笑)」
狩谷「ま、待てって、だからここで争いは…!」
?「いよーーーう、ジェイド!!」
ジェイド「!」
ネス「な、なんだ!?」
セイロン「何奴!?」
?「なんか面白そうな事やってんじゃねーか!俺様も混ぜろよ♪」
ジェイド「……陛下…!?」
八戒「…どちら様?」
?「お前等か?俺のジェイドを引き止めてなかなか返しちゃくれなかったのは」
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一同「『俺のジェイド』!?」
ジェイド「………(溜息)」
手塚「なんというか、随分と堂々とした…」
雨竜「聞くまでもないと思うけど、この人貴方の相方さん?」
ジェイド「いいえただの馬鹿です」
?「なんだジェイド!ン十年続いた俺とお前の仲だろうがよ!今更照れるな照れるな!♪」
ジェイド「照れてません」
ネス「まぁ間違い無く、彼の相方のようだな」
?「しかしなんだよここ、俺好みの知的眼鏡美人が随分揃ってるじゃねぇか?v」
ジェイド「陛下!!」
?「妬くな妬くな!♪」
ジェイド「妬いてません」
狩谷「彼なりに、結構苦労しているようだな」
潤「さっき言ってた 国に残して来た我侭な馬鹿ってこいつのことじゃないのか?」
八戒「そのようですねぇ」
?「……お!?なんだお前、面白いもの生えてるな〜それ本物か?」
セイロン「
なっ…つ、つつ角に触れるでない!無礼であろう!」
?「おいおい、俺に向かって無礼はないだろ?そっちこそ無礼だろうよ」
セイロン「
何奴だそなた!?」
ピオニ−「俺はマルクト帝国第九代『美青年』皇帝、ピオニ−・ウパラ・マルクト九世だ」
ジェイド「三十路も後半が美青年とかいわないでください」
ピオニ−「うるさいぞジェイド!」
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一同
「皇帝!?これが!?」
ジェイド「…世も末です(溜息)」
潤「…ていうか、一国の皇帝がこんなトコ来て何やってんだよ?」
ピオニ−「何って、暇なんだよ」
ジェイド「公務はどうしたんですか!貴方はまた宮殿を抜け出して…さては私の後をつけてきましたね!?」
ピオニ−「タルタロスは隠れる所満載な戦艦だからな。気付かなかったろ?♪」
ジェイド「まったく…あなたの脱走僻は幼い頃から治りませんねぇ…」
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一同
(どんな皇帝だよ…)
ピオニ−「ていうかここ、面白そうじゃねえか♪なぁジェイド、しばらくここで遊んでいこうぜ!」
ジェイド「陛下!もしや…さっきの映像みてましたね!?」
ピオニ−「おうよ!お前がヒィヒィ言わされてるトコなんざ俺もみたことないからなぁ…こいつは面白そうだぞv」
ジェイド「陛下!…いい加減に」
ピオニ−「最終兵器発動!皇帝勅命!!」
ジェイド「!!」
ピオニ−「ジェイド・カーティスに命ずる。この地に留まり、その身に受けた事を逐一報告せよ!」
ジェイド「…ピオニー…!!」
ピオニ−「皇・帝・勅・命っ!!!」
ジェイド「…………御意(溜息)」
雨竜「うわぁ…権力を笠にゴリ押しだ」
狩谷「あぁ…なんか今ちょっとだけ彼に親近感と同情の気持ちが芽生えた」
ピオニ−「よし♪つうわけでお前等、しばらく俺のジェイドをよろしくな?まぁ適当にこきつかってやってくれよ。じゃあな〜」
雨竜「は…はぁ」
セイロン「いきなりやって来て唐突に帰っていったな…」
手塚「しかしなんだかよくわからないうちに、俺等のかわりに説得していってくれたようだな…」
八戒「まぁたしかに、血を見ず平和に解決できましたねぇ」
ジェイド「…………(沈黙)」
潤「……ま…まぁ、そう気をおとすなよお前。ボクらもそれなりに新人のサポートはするからな?」
狩谷「軍属が上に逆らえないのは仕方のないことさ」
ネス「気持ちはわかる。最初はなかなか立ち直れないもの…」
ジェイド「…ま、こうなった以上仕方有りませんね。というわけで…上辺のおつき合いよろしくお願いしますよ皆さんv(微笑)」
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一同「切り替え早ッ!?」
<とにかく締めないと>
八戒「ふぅ、お客さんもお帰りになった事ですし、ようやく年の瀬らしく落着いた空気になりましたねぇ」
雨竜「もう今年も終りなんだねぇ」
手塚「ところで…今回どのへんが年末座談会だったのだろうか」
狩谷「え?あれ!?本当だ!今回は年末座談会も兼ねてたんだっけ!?」
ネス「新人の件でごちゃごちゃしすぎて忘れていたな」
潤「それより間に合ったのか?この座談会、年末に間に合ったのか?」
セイロン「年の瀬の締めくくりは大事なものぞ!」
八戒「そうですよね、ご挨拶だけでもきちんとしておきましょうか。それでは…」
ジェイド「今年はお世話になりました。皆さん良いお年をv」
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一同「あんたがシメるな−ーッ!!」
というわけで、皆さんから一番の御推薦をうけたのは…
『テイルズ オブ ジアビス』でした。
そして皆様の思惑通り(?)
まんまとジェイドに心を鷲掴みされてしまいました。
そんなわけで…
『テイルズ オブ ジアビス』より ジェイド・カーティスが
新たな受男として来年からこのサイトに参入致します!!
ジェイド「まぁ適当によろしくですよ」
…コラ。
潤「なぁんかまた問題ありそうな奴が来ちまったなぁ…(気疲れ)」
雨竜「来年もまた賑やかな年になりそうだねぇ…(苦笑)」
おしまい。