†裏商店1†
「どういうつもりだ浦原!?」
竜弦は首謀者であろう人物に怒鳴りつける。
「そんなに大きな声ださないで下さいよ…外まで聞こえちゃいますよ?」
「!?」
ここは浦原商店。
しかも、扉一つで外という、無防備な部屋。
そんな部屋の中央に竜弦は裸にされ手足を拘束された状態で立たされているのだ。
来客が来ようものなら、逃れるすべは無い。
「こんな状況をみていると、昔みたいにまた遊びたくなってきませんか?」
「断る!!以前も遊んでやった覚えなどない!」
まるで、以前はよくこうしていたじゃないですか?
と言わんとする浦原を竜弦は即座に否定する。
「そうですかねぇ?結構楽しんでらしたと記憶しているンですが」
「貴様が勝手にしていただけだろう!!」
「あいかわらずつれないですねぇ」
浦原はそんな竜弦の返答に構わず、店の奥から出した秘蔵の品を手に近付いてくる。
「まぁ…久しぶりに極上の品が手に入りましたものでね。
是非石田さんにとおもいまして、こうして御招待したわけですよ」
浦原の手には何かの薬。
それは医師である竜弦には見た事の無い軟膏だった。
医薬品ではない。
「貴様…それは何だ…」
「知りたいですか?」
その問いを待っていたかのように笑みを浮かべると、
浦原はそれを手に竜弦の背後に回る。
「なっ…!」
視界から消えた不安に首を後ろにまわせば、
軟膏を指に乗せた浦原がしゃがみ込んでいるのが見えた。
浦原の顔の高さには…己の臀部。
「何をする気だ!?」
「これはね…こうして使うものなんですよ」
浦原の指が、竜弦の小さな孔に埋められる。
「ひッ…!」
咄嗟に上擦った悲鳴を漏らし、竜弦の体が強張る。
「あぁ…全然お変わりないですねぇ。年を重ねても締りは良好。
むしろ、少しきつくなってやいませんか? 」
「なッ…っ…!」
「ちゃんと使ってあげないと…無理がきかなくなってしまいますからねぇ」
「ふざけ…っ」
指が内側をじっくりとさぐるように動き回り、軟膏を塗り込めていく。
「でも大丈夫。すぐに思いださせてあげますからね…」
耳元でそうささやき、浦原は竜弦の口元に何かを押し当てた。
「!!」
薬品の匂いがした。
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…というわけで、五周年記念カルトテストより竜弦罰ゲーム企画発足。
ちょいと小出しにシリーズものでお楽しみ下さい。
罰ゲームリクエスト当選者は匿名希望でしたので、
サイトではお名前を伏せさせて頂きました。
今回の萌リクエストでは他にも多数の類似意見がありましたので、
それら皆様の萌もできる限り取り入れて行こうかと思っていますよ。
2007.09.25