†裏商店3†
「はっ…はっ…」
荒い息づかいと、卑猥な湿った音。
「気持ちイイですか?」
「…煩いっ…!」
浦原の上で腰を揺らす竜弦は、
ニヤけた男を睨むつけながらも、その動きを止めない。
止める事が、出来なかった。
「はぁっ、はっ…んっ…」
身体を襲う火照りは、いくら擦りあげても一向に治まってはくれない。
もっと深く、もっと激しく、刺激が欲しくて
動きをとめるなんて、到底出来ない。
「く…貴様…っ、一体この薬は…っ!」
いままでに経験したどんな媚薬よりも、強力。
擦れば擦る程、もっと疼いてくるようだ。
「ちょっと非合法なんで一般には出回ってない珍品でして…
どうもコレ、霊力が強い方ほど効くらしいんですよ」
「なっ!」
そんなものを霊力の高い竜弦に使えば、強力な効果を発するのは必然。
しかも今交っているのは、死神隊長格の男。
接する相手も強力な霊力を持ち合わせていたなら、
滅却師である竜弦には相手の霊力の影響も受けその効果は倍増だ。
薬の影響が和らぐわけなどない。どんどん増すばかりだ。
「うっ…浦原!貴様…なんとかしろ…ッ!」
気づいたところでもう遅い。
自分でもどうしようもないほどに暴走する身体の熱は、
もう押さえ切れない。
「なんとか、とおっしゃられましても…」
困ったように笑いながら、浦原は起立した竜弦のペニスを握りしめた。
「ひッぅ!」
「こうするぐらいしかできませんけどねぇ?」
そして竜弦の腰の動きをに合わせ、自らも下から突き上げる。
「あっ!?はぁ、あぁっ!」
今まで自分からは動きもしなかった浦原が急に突き上げ出した事で
竜弦の其処は激しく摩擦を受け、疼く。
「あっ、あぁっ!」
竜弦はその声を押さえる事ができなくなり、
突かれるがまま声をあげ、そして、腰を揺らす。
「く…う、浦原…っ!」
浦原に跨がったままバウンドするように激しく腰を上下させ
より深い繋がりを求めて自らの身体を貫かせる竜弦。
「…っ…と深…っ、…もっ…激しく…っ…あぁっ!」
自分が何を口走っているかも理解出来なくなるくらい、
竜弦は本能の追い求める肉欲に己を見失っていった。
→next
スイッチ入ってきた竜弦たん。
まだまだ序の口(笑)
2007.10.08