罪を忘れてはいけない 罰からのがれようとしてはいけない

拭えぬ罪を背負い 終らない罰の中を彷徨う 
『猪八戒』として生きることが 犯した罪に科せられた罰ではないか

あれ程忌み嫌った妖怪として生きていく事が 自分にかせられた罰なのだ
その罰から逃れようなどと 自分の犯した罪を忘れようとしているに等しい逃避

逃げる事など 許されない
いや
逃げる必要など ない


一人の妖怪として

 

罪と罰<14>


「…もう、寝ろ」
「…………ヤだ」

 悟浄の枕元から離れようとしない悟空に三蔵が声をかけるが、悟空はそれに従う事なく、その場を動こうとしなかった。
「勝手にしやがれ…」
 言った三蔵もそれ以上強く言う事は無く、まるでその言葉を強制させる意図もなかったかのよう。
 八戒が部屋をでていってから暫くの時間が経過していた。その事でいがみ合った二人もあれっきり口を一言も聞かず、ようやく交わされた会話が今のものだった。悟浄の容体は相変わらずで、覚めない意識と止まらない出血。いまここで迂闊にも瞳を閉じてしまったら、二度と彼に合う事が出来なくなるであろう事を悟空は理解していたのだ。時が経てば経つ程に、弱まっていく悟浄の気配。
 部屋に置かれた時計の針が、無意味に時間だけを廻していく。
  コツ…
 不意に窓を何か小さな衝撃が叩いた。空からおちた水の粒が、その窓を叩いたのだ。最初はまばらだった雨足はすぐにその間合いを詰め、あっという間に豪雨へと変わっていく。
「嫌な雨だ……」
 雨は嫌いだった。本当に、嫌な時には雨ばかり降りやがる…そう思い表情を歪め三蔵は小さく舌打ちした。雨が嫌いだったもう一人の男の事を思いだしそうになり、また舌打ちをする。
 部屋に置かれた時計の針が、無意味に時間だけを廻していった。
「キュゥ…?」
 
突然、ジープが首をあげる。そして窓の外を見つめると、耳を2、3度動かした。
「キュ…!キュー−ー!!」
 ジープは急に鳴き声をあげると、悟空の頭上をせわしなく飛び回る。
「…ジープごめん、今は遊んでやれないんだ…」
 悟空はそれを手で払うと、暗い顔で溜息を漏らす。
「キュウ−!キュ!キュ!」
 それでも、ジープは悟空の周りに纏わりつく。
「ごめんって…今は…」
「おい、煩ぇぞジープ …!」
  獣とはいえ、多少の意思の疎通は出来ていると思っていた。それなりに空気のよめるやつだと思っていた。だが今この瞬間でのこの行動に、三蔵が苛立ってジープを怒鳴り付ける。
「キュー−ー−!」
「黙れーー!」
 そんな三蔵の怒鳴り声にも従わず、ジープは悟空の周りをせわしなく飛び続け、髪を喰わえて引っ張る。
「いッ…て!!ジープ、うるさい!今はそれどころじゃないって言って……!!」
  バタン!
 扉の勢い良く開けられる音がした。
「!?」
  振り返った二人の目の前には、ずぶぬれで息を切らした男が一人。
「ーーー!」
 その姿に、三蔵は思わず立ち上がる。
「キュゥ!キュー!キュー!」
 ジープが嬉しそうに部屋を飛びまわり、定位置であるその男の肩に泊まり首を身体にすり寄せた。ずっと待ち焦がれた、紛れも無い主の帰還。

「八っ……戒?」
 悟空は目を丸くした。それは先程この部屋を出ていき、そして二度と行動を共にする事などないだろうと思っていた、その人だったから。

「は…八戒戻って来てくれたん…!あ、…で、でも、…なんで?だって八戒…自分で…だって…」
 喜びと、そして困惑。 戻って来てくれたのはすごく嬉しいけれど、ようやく現実を受け入れようとしていた所だったのに、それを乱された事に悟空は困惑する。人間になってしまった八戒とは、もう一緒にいる事などできないのだから。
「…ごめんなさいね悟空、ちょっとそこ空けて頂けます?」
 戸惑う悟空に歩み寄ると、八戒は悟空の立っていた場所に割って入る。そして横たわる悟浄の傍に屈み込む。
「はっか…」
「あぁ…ちょっと静かにしてて下さいね、集中出来ませんから」
 何かを言いかけた悟空を黙らせると、八戒は瞳を閉じて深呼吸をし悟浄の傷口に手をかざす。
「…はッ…!」
 八戒の掌から眩い光が発せられた。
「!?」
 もう二度と見る事のないと思っていた、八戒のその光。癒しの力。その光はあれほど止まらなかった悟浄の出血を止め、傷を塞いでいく。
 それからどのくらいそうしていただろう、その間誰も声を発する事も無いまま八戒は気巧を放ち続けた。悟浄の気配が次第にに強まり部屋に広がっていき、消えそうだったその存在は、彼本来の生命力の強さも手伝い、自分の存在を強く自己主張し始める。
「……ふぅ」
 まるで自分の生命力を全て与えてしまうのではないかという勢いで気巧を放っていた八戒は、悟浄の容体が安定した事を悟りようやくその手を止めた。
「もう、大丈夫です」
 八戒は安心したように赤みを取り戻した悟浄の頬を撫でる。もう、生命の危険は無い。明日にでも意識は戻り、起き上がる事だってできるだろう。
「…ちから……戻ったんだな?八戒!!」
「……はいv」
 傍で見ていた悟空が今にも飛び付きそうな勢いで、目を輝かせて八戒を見つめていた。八戒はその笑顔ににっこりと微笑む。が、その直後視界が大きく揺らいだ。
「ーーっ…」
 突如襲って来た脱力感と疲労感にその場に崩れるように八戒は膝をつく。
「八戒、大丈夫か!?」
 倒れそうになったのを悟空が受け止めてくれたので、八戒は寸でのところで転倒を免れる。
「…大丈夫です」
 少しも、大丈夫そうではなかった。自らも衰弱した状態で気巧を放ち過ぎた為だ。弱った状態で放つ気巧は、八戒の生命を脅かす諸刃の剣。

「力使い過ぎだって八戒、ちょっと休んだ方がいいって」
「いえ、まだそういうわけには…」
 だがここで倒れる訳にはいかない。八戒にはまだ用事が一つ残っている。八戒は疲労した肉体に鞭打ち立ち上がった。倒れる前に、休む前に、しておかなくては成らない事があったから。
「八戒?」
 ふらふらになりながらも必死に部屋の中を見回している八戒に悟空が不思議そうな声をあげているのにもかまわず、八戒は部屋の中のあるものを探した。探していたそれを見つけると、慌てたようにそれに走りより掴む。
 そして、それを三蔵の前につきつけた。
「三蔵」
 部屋に戻って来てから一度も会話を交わしていなかったその人に、八戒はようやく真正面から向き合い、言った。
「……本日二十三時五十五分、『猪八戒』ただいま戻りました」
「…………」
 それは、最初に交わされた二人の約束。
  『二週間以内に三蔵の前に帰って来る事』
「期限の日は、今日でしたね…」
 ちょうど今日が、その二週間目にあたる。今日の終わりまで、あと5分。でも、まだ『今日』だ。
「まにあってますよね…三蔵?」
 約束は守った。ギリギリだったが、守れたはずだ。ようやく『猪八戒』は三蔵の前に帰って来たのだから。
 だがそれを、三蔵が帰還と認めるだろうか。一度は絶縁しかけた仲だ。そんな約束すら、破棄されているものとしてもおかしくはない。それ以前に自分を再び受け入れてくれるかすらも保証はないのだ。八戒は不安そうに返事のない三蔵を見つめ続けた。
「…………お…」
 長い沈黙の後、三蔵が深い溜息を吐きながら口を開いた。八戒はその言葉の続きに息を飲む。
「…っせーーんだよてめェは!」
 今までのいら立ちの全てをぶつけるかのような、不機嫌な怒鳴り声。そして…
「明日からは…10分前には行動しやがれ!」
「!」
 それは紛れも無い、受理。
「三蔵…」
「だりぃ…寝る。明日にはここを出るぞ。てめぇらもさっさと寝ろ!」
「ーーーーーはい!」
 そう吐き捨てて背を向けた三蔵に、八戒は大きく返事を返した。自分の存在するべき、自分の居場所が失われていない事に安堵し、そして再び受け入れてくれたこの場所と、その人に対する感謝と喜びが溢れる。
「…ん?」
 ふと背中に温もりを感じ、八戒はふりかえった。そこには八戒の背中に顔を埋めるようにしてしがみついている悟空がいた。その暖かい存在に、八戒の口元に穏やかな笑みが浮かぶ。
「あぁ…ごめんなさい。バタバタしててまだ言ってませんでしたね?」
 顔を埋めたままの頭が、頷く。
「ただいま…悟空」
 その言葉を聞き、悟空は顔を勢い良くあげると満面の笑みで言った。
「八戒…おかえりっ!!」
 そう言うと再び八戒の体に顔を埋め、じゃれる様に顔をすり寄せる。
「キュー!キュー!」
 頭上でバサバサと羽音をたてた存在が八戒の肩に再び泊まり、こちらもまた同じように八戒に顔をすりよせる。
「…ふふ」
 二匹の動物の無言の愛情表現に、八戒は嬉しそうにに目を細めた。自分の居るべき場所があり、そして待っていてくれた存在が居る。昨日帰還した時とは明らかに違う、それをあらためて肌で感じとる。彼らが待っていたのは、『猪悟能』ではなく『猪八戒』だったのだ。
「ただいま悟空。ただいま、三蔵。…ただいま、悟浄。そして、ジープ」
 八戒はもう一度全員に呟くようなに帰還を告げる。誰よりも、自分に聞かせる為に。ここに存在する『猪八戒』こそが、まぎれもない自分そのものなのだと。

「悟空…」
「ん?」
「名前…呼んでくれませんか?」
「へ?……八っ…戒?」
「…はいv」
 八戒は、嬉しそうに返事をする。
「八戒…」
「はい」
「八戒!」
「はい!」
 名前を呼ばれる度に、八戒は笑みを浮かべそれに返事をする。自分の名を呼ばれ、それに答える。『悟能』ではなく『八戒』というその名前に。

 どうして今まで気づけなかったのだろう。自分が何者なのか自分自身が見失っていたとしても、 皆にはちゃんとずっと前からわかっていたのだ。自分が彼らの仲間である『八戒』以外の何者でも無いという、とても単純な事に。
「はっか…」
「だーーーーうるせぇーー!」
「!!」
 隣の部屋から三蔵の怒鳴り声が聞こえ、馬鹿みたいに繰り返されていた会話が止まる。
「ふふ…三蔵怒らせちゃいましたね。もう寝ましょうか?」
「へへっ…もーちょいだけこのまま♪」
 甘えたように八戒に抱きつき、悟空は子供っぽく笑う。
「…はい」
 自分の存在を必要とされている事をもう一度肌で強く感じ取り、安堵と満足の笑みを浮かべた八戒は、甘えてくる悟空に甘える様に、そっと抱きしめ返すのだった。
「…ったくどいつもこいつも…さっさと寝ろといってるだろうが」
 早々にベッドに横になった三蔵は、まだ隣の部屋で動物のように戯れあっている人影に舌打ちする。だがそう言った三蔵自身も、枕元から煙草を一本取り出し、あきらかに今すぐ寝るという様子ではない。
 三蔵は喰わえた煙草に火をつけると、深呼吸するように大きくそれを吸い込み、そして思いっきり吐き出した。
「あー……うめぇ…」
 いつになく旨い煙草に、三蔵は一人満足そうに口元を緩ませる。
 いつのまにかやんでいた雨は明るい月夜に変わり、その光は三蔵の吐き出した煙をゆらゆらと照らしだしていた。

「下界を眺めていらしたのですか?」
「あぁ…」
 二郎神に声をかけられ、水面に見入っていた観世音菩薩は苦笑して顔をあげる。
「また…何か下界に干渉をしたそうですね…」
 先日観世音菩薩が下界に足を運んだ事は、どうやら二郎神にはお見通しだったようだ。
「ん?あー…わかってんなら俺の口から聞く必要もねぇだろ?」
「まったく…妖怪を人間にしてしまうなどと…」
 観世音菩薩の奔放な行動には二郎神も慣れているとは言え、時に下界が関っているとなると見逃す事も出来ない。いくら観世音菩薩といえども、厳重に教育的指導をしなくてはと二郎神は溜息混じりに大きくせき払いをする。
「あまり下界に影響の出るような行動をなされては…」
「…してねぇよ」
「しかしですな…!」
「人間になんて、してねぇんだよ」
「…は?」
 観世音菩薩は愉快そうに笑う。
「俺は奴を人間になんかしてねぇのさ…元のまんまなんだよ。ただちょっとの間、力を封印してやった。それだけだ。印は奴自身が自力で解こうと望めば、簡単に解ける」
「な…!?」
「お前も騙せたくらいだ、たいした演技力だろ?」
 側近の二郎神ですら本当に人間にしてしまったのだと思わせたくらいだ、おそらく本人は勿論、周りの者ですらその事には気づけなかっただろう。
「な、なぜそのような無意味な事を…?」
「無意味じゃねぇさ…」
 観世音菩薩は再び水面に視線を落とす。
「印が解けたってことは……そこに『意味』があったんじゃねぇの?」
 そうしてまた、観世音菩薩は愉快そうに下界の様子にほくそ笑む。
「…まったく、職権乱用もいいとこですな」
「いいじゃねぇか二郎神… 所詮 人生なんざ死ぬまでの悪あがきだろ。だったら、存分に足掻かせてやろうじゃねぇかよ」
 足掻いて、もがいて、そして進めば良い。立ち止まりたければ、それでも良い。てめぇで勝手に好きにすれば良い。そこには誰も干渉しない、個人の意思があるだけだ。
「だから…」
 観世音菩薩はただ、その選択肢を増やす手伝いをしたにすぎない。何を選ぶのかは、当人の自由。
「…俺をもっと楽しませろよ?」
 そういって観世音菩薩は下界を見つめ悪女の笑みで笑った。

 

 

 

人間だから失ったもの
妖怪だから手に入れたもの
人間だから護れなかったもの
妖怪だから…
だから、 今度は護ってみせる。

 

 

 

「ゲッ…全然効いてねーー!!」
 得体のしれない空間に閉じ込められた悟空と八戒は、現れた新たな敵を前に戦略を見失っていた。直接攻撃の効かない、巨大な敵。悟空の攻撃の全てを受け流してしまう。
「八戒、気巧でなんとかできねーの!?」
「ええっ!?ちょっとデカすぎますよ、無茶言わないで下さい!!」
 八戒の数十倍の巨体だ。いくら八戒の強力な気巧撃でも一気に吹き飛ばすなどと言う事は出来ない。三蔵の様に一掃してしまえる大業があればなんとかのりきれるのかもしれないが、三蔵不在の今、そうもいっていられない。今ここにいる自分達の力でなんとかしなくては。
(……………自分の…力)
 何か一瞬思いつめたように迷いの表情を浮かべた八戒は、すぐにそれをかき消し悟空をかばうように前に出、敵に向き直る。
「…判りました、ここは僕がやります」
 八戒は落着いた口調でそう言った。自分の力を恐れず使いこなし、そして…仲間に本当の自分を曝け出す。それをするのが、今なのだと。
「ちょっと下がってて下さいね…」
 八戒は左耳につけられた妖力制御装置を、自ら外す。
「近くにいたら 殺しちゃうかもしれませんから」
「…え?」
 なんて、冗談半分本気半分で言ってみる。大丈夫、殺さない。きっと大丈夫。大切な仲間を殺したりなんかしない。だって妖怪化したって『自分』なんだから。正気を見失ったりなんかしない。させない。だからきっと、自分の大切なものを殺したりなんかしない。
 絶対、 大丈夫。
 護る!
「ーーーー!!」
 悟空の目の前で、八戒の姿が変化する。初めて目の当たりにする、妖怪化した八戒の姿に、悟空は息をするのもわすれる程に見入ってしまう。すさまじい妖力。そして…ものすごい殺気。悟空は無意識に八戒から後ずさりをしていた。無理もない、妖怪化した八戒は普段の八戒とはまるで別人のような危険な攻撃性を放っているのだ。
 だが、これは八戒である事には変わりは無い。
「はっか…」
「もっと離れてて悟空…!」
 普段制御されている力が一気に全身から溢れ出し、爽快感と開放感に体が踊る。久しぶりに解放された本来の力を持て余し気味に、八戒は二、三度手を握り感触を確かめると、敵を睨み高く跳躍した。
 今から自分は、妖怪の力を使う。本当の自分の力を。
 妖怪として生きていく事が自分に科せられた罰だというのなら、その妖怪の自分を受け入れ、納得のいくよう生き抜いてやる。だったら妖怪猪八戒として強かに生きていく為に、この力を有効に使わせてもらおうじゃないか。
(どうか、しっかり見ていて下さい…)
 紛れも無い自分の姿、偽り無い自分の姿。これも自分の『一部』であることを、もう隠したりはしない。たとえ罪で手に入れた罰の力でも、今は大切なものを守る為の、かけがえのない力だ。
(これが今の僕…妖怪猪八戒です!)
 きっと皆もこんな自分を見ても受け入れてくれる。
 仲間だから。
 そう信じてるから、もう躊躇わない。

 八戒は全ての力を解放し、閃光のように敵に飛び込んで行った。

 

 

 


あぁ

怖がる必要なんて、なかったんですね。





end



 

 

 

 というわけで、長々と連載していた「罪と罰」終了でごさいます。 まぁ、結局このあと悟空には少々怖がられますが(笑)八戒さん自身はイロイロと吹っ切れてしまったので、それはそれで多少怖がられようと個人的には満足なのですよ。
 この話はすごい前から書いてたもので、実際執筆4年目くらいですか?おいおいてかんじですね(笑)構想していた段階では、清一色との戦い後から単行本7巻の八戒が制御装置を外す瞬間に至るまでの心の葛藤テーマに描こうと思っていたものでした。 はじめて人前で、自ら制御装置を外す。自分の尤も嫌っていた妖怪に、自ら変化する。その覚悟と心情についてを書きたいと思ってかきはじめたものだったのです。
  …が!最遊記読んでる方ならもうおわかりですよね、そうなんです。八戒さん、自分で外したの7巻のこれが初めてじゃなかったんですよね…絶対そうだと思ってたのに…。この小説をモタモタ書いてる間に、原作でおそらくはじめてはずしたであろう時のエピソードが出て来てしまったじゃないですか!自らを妖怪であることを受け入れ、悟浄に妖怪化した自分の姿を曝け出す…うわ、あれ?この小説で書きたかったこと原作で先にかかれてない?(笑)って意気消沈なかんじでしたよホント。なんだか最初に考えてたあらすじと、原作に矛盾が出て来てしまったんですよね。せめてその前にこの話が書きあがってればまだ救いがあったのですが…思いっきり途中だったもので。連載途中で更新がぱったり止まってしまったのは、そういうわけだったのです。
  もうこの話、書くの止めようかなぁとも思いました。でも、この話の続きを楽しみに待って下さってる方からの感想を拝見すると、こんな半端にしといちゃいかんな、という気になるのです。なので、当初の予定通りのシナリオのまま押し切ってしまいました。ですから、原作との矛盾?なにそれ?というかんじでひとつお願い致します
(笑)

2006.04.14




戻る

 

 

感想を送ってみる?

書庫へ戻る